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Scilab help >> Graphics Library > 2d_plot > Matplot

Matplot

行列のカラー二次元プロット

呼び出し手順

Matplot(a,[strf,rect,nax])
Matplot(a,<opt_args>)

パラメータ

a

大きさ (n1,n2)の実数行列.

<opt_args>

一連の命令key1=value1, key2=value2,... を表し,key1, key2,... には以下のどれかを指定できます:

rect

プロットの境界を設定します. このキーが指定され,frameflag および strf のどちらも指定されない場合,strf の文字y7に設定されます. 値については以下を参照ください.

nax

グリッドの定義を設定します.このキーが指定され, axesflagおよびstrfのどちらも指定されない場合, strfの文字 z1に設定されます.値については以下を参照ください.

frameflag

プロットのフレームの計算方法を指定します. この値は 0 から 8の整数です.strfの文字 yに対応します.以下を参照ください.

axesflag

プロットの周囲に描画される軸の種類を指定します. この値は 0 から 5の整数です.strfの文字 zに対応します.以下を参照ください.

strf

長さの文字列 "xyz"です.

default

デフォルトは "081"です.

x

キャプションの表示を制御します.

x=0

キャプションなし.

x=1

キャプションが表示されます. これらはオプションの引数legで指定されます.

y

指定された値に関する最小限の範囲をカバーする実際の座標を 計算する手法を制御します. 実際の範囲は必要最小限の値よりも大きくすることができます.

y=0

計算せずにプロットは前(またはデフォルト)のスケールを使用します

y=1

rect引数による

y=2

x, yデータの最小値/最大値による

y=3

rect引数に基づき等軸スケールで設定

y=4

x, yデータの最小値/最大値に基づき等軸スケールで設定

y=5

rect引数の設定値から見栄えが良くなるよう 軸を拡大

y=6

x, yデータの最小値/最大値に基づく設定から見栄えが良くなるよう 軸を拡大

y=7

like y=1 but the previus plot(s) are redrawn to use the new scale

y=8

y=2と似ていますが,前のプロットが新しいスケールを 用いて再描画されます.

z

プロットの周囲のフレームへの情報の表示を制御します. 軸が指定された場合,目盛の数をオプションの引数 naxにより指定できます.

z=0

プロットの周囲に何も描画されません.

z=1

軸が描画され, y軸が左に表示されます.

z=2

プロットが目盛のない箱で囲われます.

z=3

軸が描画され,y軸が右側に表示されます.

z=4

フレームボックスの中央に軸が描画され,ボックスは無効になります.

z=5

フレームボックスの中央に軸が描画され,ボックスは有効となります.

rect

この引数は引数strfの2文字目のyが1, 3または5の時に 使用されます. この値は大きさ4の行ベクトルで,フレームの次元を指定します: rect=[xmin,ymin,xmax,ymax].

nax

この引数は引数strfの3文字目のzが1の場合に 使用されます. この値は4つのエントリ[nx,Nx,ny,Ny]を有する 行ベクトルです. ただし,nx (ny) は x (y) 軸のサブグラデーションの数, Nx (Ny) はx (y) 軸のグラデーションの数です.

説明

行列のエントリint(a)がカレントのカラーマップにおける カラーマップのエントリとして使用されます. a(i,j)が指す色が位置(x=j,y=(n1-i+1)) を中心とする大きさ1の小さな正方領域を描画する際に使用されます. 行列のエントリがカラーマップの外側の場合, 対応する矩形は表示されません..

コマンド Matplot() を入力するとデモが表示されます.

Matplot([1 2 3;4 5 6])
clf()
// カレントのカラーマップを表示
Matplot((1:xget("lastpattern")))

参照

作者

J.Ph.C.

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Last updated:
Thu Mar 03 11:00:58 CET 2011