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2024.1.0 - 日本語


merror

ファイルアクセスに関するエラーインジケータを調べる

呼び出し手順

err = merror([fd])

[err, msg] = merror([fd])

引数

fd

スカラー: 関数mopenにより返された fdパラメータがファイル記述子(正の整数)として使用されます. -1 は直近にオープンされたファイルを意味します. デフォルト値は -1です.

err

スカラー: 指定したファイルに関する直近のファイルI/O処理のエラーステータス番号 を返します.

指定したファイルで実行された直近のI/O処理が成功した場合, msgの値は空となり, merrorerrの値として 0 を返します.

msg

文字列: エラー文字列メッセージ.

説明

関数 merrorはファイルアクセスエラーインジケータ をテストするため使用されます. エラーが設定されている場合, ゼロでない要素を返します. エラーインジケータはmclearerr関数により リセットすることのみが可能です.

ゼロでないerrは,直近のI/O処理で発生したエラーを指します. メッセージの値は,エラーの特性に関する情報を含む文字列です. このメッセージが役に立たない場合, 詳細については使用するオペレーティングシステム用の C言語のランタイムライブラリのマニュアルを参照してください.

fd = mopen(TMPDIR +'/filetxt.txt','wt');
[err,msg] = merror(fd)
if (err <> 0) then
  mprintf('Problem\n');
end
mclose(fd);

参照

  • mclearerr — バイナリファイルアクセスエラーをリセット
  • mclose — オープンされているファイルを閉じる
  • mopen — ファイルをオープン
  • mput — 指定したバイナリ形式でバイトまたはワードを書き込む
  • mget — parses numbers in a binary file and returns them as decimals
  • mgetstr — ファイルから文字列を読み込む
  • mputstr — write a single text in an open file
  • meof — ファイルの終端に達したかどうかを確認する
  • mseek — バイナリファイルの中でカレントの位置を設定する.
  • mtell — ファイル先頭基準でカレントバイトのオフセットを返す
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Mon Jun 17 17:54:18 CEST 2024