mtell
ファイル先頭基準でカレントバイトのオフセットを返す
呼び出し手順
mtell([fd])
引数
- fd
 スカラー:
mopen関数により返されたファイル記述子.-1は直近にオープンされたファイルを意味します. デフォルト値は-1です.
説明
関数 mtell は,
            名前付きのストリームfdが指すファイルの先頭を基準として
            カレントのバイトのオフセットを返します.
例
// バイナリ書き込みでテンポラリファイルをオープン testFile=TMPDIR + '/testFile.bin'; fd = mopen(testFile,'wb'); mput(42,'d'); // 直近にオープンされたファイルに 42を書き込みます mtell() // ファイル記述子のカレントの位置, 8を返します mput(42+2,'d', fd); // オープンされたfdに透過的に42を書き込みます mtell(fd) // ファイル記述子のカレントの位置, 16を返します mseek(0, fd); // ファイル先端に戻る mtell(fd) // 0を返します mclose(fd);
参照
- mclose — オープンされているファイルを閉じる
 - meof — ファイルの終端に達したかどうかを確認する
 - mfprintf — converts, formats, and writes data to a file
 - fprintfMat — 行列をファイルに書き込む
 - mfscanf — 標準入力から入力を読み込む (C言語の scanf 関数へのインターフェイス)
 - fscanfMat — テキストファイルから行列を読み込む
 - mget — parses numbers in a binary file and returns them as decimals
 - mgetstr — ファイルから文字列を読み込む
 - mopen — ファイルをオープン
 - mprintf — 変換, 整形し, Scilab主ウインドウにデータを書き込む
 - mput — 指定したバイナリ形式でバイトまたはワードを書き込む
 - mputstr — write a single text in an open file
 - mscanf
 - mseek — バイナリファイルの中でカレントの位置を設定する.
 - mtell — ファイル先頭基準でカレントバイトのオフセットを返す
 - mdelete — ファイルを削除
 
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