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Scilab Online Help
2023.1.0 - 日本語


jwrap

Scilab変数をJava変数にラップする

呼び出し手順

[jw_1, jw_2, ...] = jwrap(sc_1 [, sc_2 [, sc_3 [,... ]]])

パラメータ

sc_i

Scilab変数

jw_i

指定したScilab変数を Javaラッピングしたもの

説明

Scilab変数をJava変数にラップします. 現時点では,以下のプリミティブな型のみがラップできます:

  • 定数 (複素数でない実数) は double;
  • 文字列は String;
  • 論理値は boolean;
  • int8 は byte;
  • uint8 は short;
  • int16 は short;
  • uint16 は int;
  • int32 は int;
  • uint32 は long
  • に変換されます.
行列は配列にラップされます. 例えば, 3x4のint8行列は, jautoTranspose コマンドにより変更可能な変換法により, byte[3][4] または byte[4][3] にラップされます. 添字の範囲はJavaと同じであることに注意してください, このため,a(0) は有効です.

jwrapinfloat および jwrapincharにより, それぞれJava型floatまたはcharにラップすることも可能です.

[a,b,c] = jwrap(1, [1 2;3 4], ["hello" "world"]);
a, b(1, 1), c(1)

参照

  • jautoTranspose — 行列を変換する方法を指定
  • jwrapinfloat — Scilab double行列をJava float多次元配列にラップ.
  • jwrapinchar — Scilab uint16行列をJava char多次元配列にラップ.
  • junwrap — JavaオブジェクトをScilabネーティブ型に変換

履歴

バージョン記述
5.5.0 関数が導入されました. 'JIMS'モジュールに基づきます. JIMSモジュールとの動作上の主な違いは, jautoUnwrapがデフォルトで 有効になっていることです.
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Last updated:
Mon May 22 12:43:16 CEST 2023