jautoUnwrap
返された値を自動的にアンラップする
呼び出し手順
autoUnwrap = jautoUnwrap() jautoUnwrap(autoUnwrap)
パラメータ
- autoUnwrap
論理値
説明
autoUnwrap が trueの場合, メソッドのコールにより 返された値は可能な限りアンラップされます.
これにより, Java / Scilab変換の使用が非常に簡単になります.
デフォルトで, autoUnwrap は trueです.
例
jautoUnwrap(%f); jautoUnwrap() jautoUnwrap(%t);
// この例では, 自動アンラップを無効にせずに, Scilab は // currentTimeMillisの結果をlongに変換します(この変換はScilabではまだ // サポートされていません) // 自動アンラップを利用しない場合, Scilab はオブジェクトへのリファレンスを // 保持します jautoUnwrap(%f) jimport java.util.Date; jimport java.lang.System; t = System.currentTimeMillis(); s = jnewInstance(Date, t); str = jnewInstance("java.lang.String", "Hello"); d = s.toString() jremove Date System t s str; jautoUnwrap(%t)
参照
- jinvoke — Javaオブジェクトのメソッドを呼び出す
履歴
バージョン | 記述 |
5.5.0 | 関数が導入されました. 'JIMS'モジュールに基づきます. JIMSモジュールとの動作上の主な違いは, jautoUnwrapがデフォルトで 有効になっていることです. |
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