jinvoke_db
JavaダイレクトバッファによりJavaオブジェクトのメソッドを 呼び出す
呼び出し手順
ret = jinvoke_db(object, methodName [, varName_1 [, varName_2...]])
パラメータ
- object
_JObjまたは_JClass型のmlistまたはScilab変数
- methodName
メソッド名を指定する文字列
- varName_i
引数用のScilab変数の名前を指定する文字列
説明
指定したオブジェクトのmethodNameという名前の (静的またはそれ以外の)Javaメソッドをコールします. varNameiという名前のScilab変数のポインタを取得し, ダイレクトバッファが作成されます. 注意: ダイレクトバッファ上にリファレンスを保持する べきではありません. Scilabメモリに直接アクセスするため,何らかの理由で Scilab変数を移動したり破棄したりする場合, 意図しない読み書きが発生するリスクがあります! 問題を回避するには,各バッファのリミットに 0を設定してください.
例
c = jcompile("TestDirectBuffer",["import java.nio.DoubleBuffer;"; "public class TestDirectBuffer {"; "public static void increment(DoubleBuffer x) {"; "for (int i = 0; i < x.capacity(); i++) x.put(i, x.get(i) + 1);"; "}"; "}"]) a = 1:10000; b = a + 1; // only used to compare with the following... jinvoke_db(c, "increment", "a"); and(a==b) jremove c;
参照
- jinvoke — Javaオブジェクトのメソッドを呼び出す
履歴
バージョン | 記述 |
5.5.0 | 関数が導入されました. 'JIMS'モジュールに基づきます. JIMSモジュールとの動作上の主な違いは, jautoUnwrapがデフォルトで 有効になっていることです. |
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