atand
2象限および 4象限逆正接, 結果の単位は度.
呼び出し手順
phi = atand(x) phi = atand(y, x)
引数
- x
実数のスカラー/ベクトル/行列
- phi
実数のスカラー/ベクトル/行列
- x, y
同じサイズの実数(スカラー,ベクトルまたは行列)
- phi
実数(スカラー,ベクトルまたは行列)
説明
最初の形式は2象限逆正接を計算します.
これは,tand(phi)
の逆関数です.
phi
は [-90, 90]
の範囲となります.
2番目の形式は4象限逆正接を計算します(Fortranの atan2).
この場合,この関数は,複素数 x+i*y
の偏角(角度)を
返します.
atand(y,x)
の範囲は,[-180, 180i]
です.
引数が実数の場合,x>0
の時は
両形式とも同じ値となります.
サンプル
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