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Scilabヘルプ >> GUI > figure

figure

図を作成する

呼び出し手順

f = figure(num);
f = figure("PropertyName1", Propertyvalue1, ..., ..., "PropertyNameN", PropertyvalueN);

説明

このルーチンは図を作成します. IDが指定された場合, このIDに対応する図が作成されます. それ以外の場合, ウインドウは最初のフリーなID,すなわちウインドウで使用されていない 最小の番号で作成されます.

引数

num

作成するウインドウのID. 指定されない場合, 最初のフリーなIDが使用されます.

PropertyName{1, ..., N}

設定するプロパティ名の文字列, 以下に一覧を示すプロパティ名のどれか.

PropertyValue{1, ..., N}

対応するプロパティに指定するscilabオブジェクトの値.

f

新規に作成されたウインドウのハンドル.

プロパティ

BackgroundColor

図の背景色を表す実数ベクトル [1,3] または文字列. 色は赤, 緑および青の値で指定します. これらの値は[0,1]の範囲の実数です. 色は実数ベクトル,すなわち[R,G,B]または "|"で区切られた文字列,すなわち"R|G|B" で指定できます.

Figure_name

文字列, 図の表題を設定できます.

ForegroundColor

図の表面色を表す実数ベクトル [1,3] または文字列. 色は赤, 緑および青の値で指定します. これらの値は[0,1]の範囲の実数です. 色は実数ベクトル,すなわち[R,G,B]または "|"で区切られた文字列,すなわち"R|G|B" で指定できます.

Position

これにより図の外観を制御できます. [1,4]の実数ベクトルで, [x y width height] 各文字は左上隅の位置x,左上隅の位置y, 仮想グラフィックウインドウの幅と高さ (uicontrolsおよびグラフィックを有する図の部分) を意味します. 図のプロパティ のヘルプページで説明された axes_sizeプロパティ を参照してください. "x|y|width|height"のように フィールドを"|"で区切った文字列によりこのプロパティを 指定することもできます.

Tag

文字列で,このプロパティは一般に図を特定する際に使用されます. これにより,"名前"を付けることができるようになります. 主にfindobj()と組み合わせて使用されます.

Userdata

図に何らかのScilabオブジェクトを関連付ける際に使用できます.

// figure_id==3の図を作成します
h=figure(3);
// 図3にテキストuicontrolを追加します
uicontrol(h, "style", "text", ...
             "string", "This is a figure", ...
             "position", [50 70 100 100], ...
             "fontsize",15);
// figure_id==1の図を作成します
figure();
// 図1のテキストuicontrolを追加します
uicontrol("style", "text", ...
          "string", "Another figure", ...
          "position", [50 70 100 100], ...
          "fontsize", 15);
// カレントの図(すなわち,図1)を閉じる
close();
// 図3を閉じる
close(h);

参照

  • close — 図を閉じる
  • gcf — カレントグラフィックウインドウのハンドルを返す.
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Thu Oct 02 13:58:25 CEST 2014