- Scilab Online Help
- Scilab
- Scilab keywords
- TMPDIR
- abort
- add_demo
- argn
- banner
- boolean
- break
- clear
- clearfun
- clearglobal
- comp
- continue
- debug
- delbpt
- dispbpt
- edit
- errcatch
- errclear
- error
- error_table
- exists
- exit
- external
- extraction
- format
- funcprot
- funptr
- getdebuginfo
- getmd5
- getmemory
- getmodules
- getos
- getscilabmode
- getshell
- getvariablesonstack
- getversion
- gstacksize
- ieee
- insertion
- intppty
- inv_coeff
- iserror
- isglobal
- lasterror
- macr2lst
- macr2tree
- matrices
- matrix
- mode
- mtlb_mode
- names
- newfun
- null
- pause
- perl
- poly
- predef
- quit
- rational
- readgateway
- resume
- sciargs
- scilab
- setbpt
- sethomedirectory
- stacksize
- startup
- symbols
- testmatrix
- type
- typename
- user
- varn
- ver
- warning
- what
- where
- whereami
- who
- who_user
- whos
- with_atlas
- with_gtk
- with_javasci
- with_macros_source
- with_module
- with_pvm
- with_texmacs
- with_tk
Please note that the recommended version of Scilab is 2025.0.0. This page might be outdated.
See the recommended documentation of this function
scilab
Scilabおよび関連ツールを実行すうrための 主要なUnixスクリプト
呼出し手順
scilab <Options> scilab-adv-cli <Options> scilab-cli <Options>
説明
- -args Arguments
このオプションが存在する場合,引数がScilabに渡されます. これらは,sciargs関数で取得することが できます. 複数の引数を指定する場合,以下のように一連の複数の単語を引用符で括り, 空白で分割してください:
scilab -args 'foo1 foo2'
. このオプションを指定しない場合,未知の引数は受け付けられません.- -display Display
Xwindow システム上でのみ使用可能で, 表示する Xサーバーを指定します. デフォルトの表示先は unix:0.0 です.
-display
は,-d
と短縮形で指定できます.- -debug
デバッガgdb上でScilabを開始します(Unix/linuxのみ).
gdb にカスタムオプションを追加する場合, 変数SCILAB_GDB_OPTを定義します.
助言: このオプションをScilabソースツリー上で使用してください.
- -debug-kdbg
kdbg上でScilabを開始します (Unix/linux のみ).
助言: このオプションをScilabソースツリー上で使用してください.
- -profiling
valgrind上でScilabを開始します (Unix/linux のみ).
valgrind にカスタムオプションを追加する場合 (および既存の valgrind オプションを上書きする場合),SCILAB_VALGRIND_OPT を定義してください.
助言: このオプションをScilabソースツリー上で使用してください.
- -profiling-visu
callgrind上でScilabを開始します (Unix/linux のみ).
callgrind にカスタムオプションを追加する場合 (および既存の callgrind オプションを上書きする場合),SCILAB_VALGRIND_OPT を定義してください.
助言: このオプションをScilabソースツリー上で使用してください.
- -electric-fence
Electric Fence を指定して Scilab を開始します(Unix/linux のみ).
助言: このオプションをScilabソースツリー上で使用してください.
- -e Instruction
このオプションを指定すると Scilab 命令
Instruction
が(スタートアップファイルの実行直後に) まずScilabで実行されます.-e
および-f
オプションは相互に排他的です.-e により複数の命令を指定できることに注意してください.
scilab-cli -e "a=1+%i; aPlusPi=a+%pi; disp(aPlusPi);exit;" -nb
- -f file
このオプションを指定すると, Scilab はスクリプト
file
を(スタートアップファイルの実行直後,)Scilab上で最初に実行します.-e
および-f
オプションは相互に排他的です.- -l lang
このオプションを指定した場合, ユーザ言語を指定します. lang は以下の値を指定できます: ca_ES de_DE en_US es_ES fr_FR ja_JP pt_BR ru_RU zh_CN zh_TW (Scilab 5.2以降).
互換性維持のため,その他に
lang
の値は,フランス語として'fr'
および英語として'en'
を使用可能です. デフォルト値は,scilab.start
ファイルで指定されます.いくつかのシステムでは,UTF-8フォントを正しく描画するために, ロケールをコンパイルする必要があります.
Scilab を以下のようにコールすることも可能です:
LANG=ja_JP scilab # これは以下と等価です scilab -l ja_JP
- -mem N
-nsオプションと共に指定し,stacksizeの初期値を設定します. -ns オプションを指定しない場合, stacksizeの初期値は scilab.startにより設定されます.
- -nb
このオプションが指定された場合, Scilabの Welcome バナーは表示されません.
- -ns
このオプションが指定された場合, スタートアップファイル
SCI/etc/scilab.start
およびユーザスタートアップファイルSCIHOME/.scilab
,SCIHOME/scilab.ini
は実行されません.このオプションは, Scilabの多くの機能を無効にします (動作を理解している場合のみ 使用してください).
- -nouserstartup
このオプションが指定された場合, スタートアップファイル
SCIHOME/.scilab
,SCIHOME/scilab.ini
は実行されません.- -nw
このオプションが指定された場合, Scilab は(グラフィックスなどの)先進的な機能と 共にコマンドラインで起動されます.
このオプションは -f または -e オプションと同時に指定することができます.
Scilab 5.2以降:
Scilab のディストリビューションには, -nw と同様のバイナリとして scilab-adv-cli (Scilab Advanced Command Line Interpreter) が含まれています.
全てのオペレーティングシステムについて パイプが有効です (詳細については例を参照ください).
- -nwni / -nogui
このオプションが指定された場合, Scilab は(先進的な機能を含まない) コマンドラインで起動されます.
このオプションは -f または -e オプションと同時に指定することができます.
Scilab 5.2以降:
Scilab のディストリビューションには, -nwni と同様のバイナリとして scilab-cli (Scilab Command Line Interpreter) が含まれています.
全てのオペレーティングシステムについて パイプが有効です (詳細については例を参照ください).
このモードでは Java 仮想マシンはロードされません. (起動は高速化され,メモリ消費量は減少します)
- --texmacs
このオプションは TeXMacs用に予約されています.
- -version
このオプションはプロダクトのバージョンを出力し,終了します.
Java 仮想マシンオプション
Scilab 5.0以降, グラフィカルユーザインターフェイス (GUI) および ドキュメントの構築は,Java機能に基づいています. いくつかのケースでは, JVM (Java仮想マシン)オプションを編集することが重要となります.
これらのオプションは, jvm_options.xmlファイルで利用可能です.
5.0.X および 5.1.Xでは, このファイルは SCI/modules/jvm/etc/jvm_options.xmlに保存されています.
>= 5.2.0以降, このファイルは etc/jvm_options.xmlにあります.
デフォルトで, 以下の3つのオプションが 設定ファイルで容易にアクセス可能です:
- -XmxXXXm
このオプションは,Java仮想マシンで利用可能なメモリ量を設定します. デフォルトで, 256M が確保されます. この値を変更した場合, その値がシステムで利用可能なメモリを超えないことを確認してください.
- -Djava.compiler=JIT
このオプションを引数JITを付けて指定すると, Java Just In Time compilerが有効になります. このオプションはデフォルトで有効となります. NONEによりJITは無効となり, 著しく性能が低下します.
- -verbose:jni / -Xcheck:jni
これらのオプションは,JNIコールとその出力をより詳細に確認します. デバッグ時にはこれらのオプションを利用可能ですが, 性能を低下させるためデフォルトでは無効となっています.
より多くのオプションが利用可能です. これにより性能を改善したり,ルックアンドフィールを変更したり, メモリ管理を変更したりといったことが可能です. 参照: http://java.sun.com/javase/technologies/hotspot/vmoptions.jsp or http://blogs.sun.com/watt/resource/jvm-options-list.html
例
# Let's start Scilab in profiling mode without attaching a gdb one a SIGSEGV is meet. # We are under Bash shell export SCILAB_VALGRIND_OPT="--deb-attach=no --log-file=myfile.txt" scilab -profiling # Let's start Scilab in debug mode without stopping after each SIGSEGV # First, we write a small command file echo "handle SIGSEGV nostop" > debug.txt # Now set the custom option # We are under Bash shell export SCILAB_GDB_OPT="--command=debug.txt" # Start Scilab in debug mode scilab -debug
参照
<< sciargs | Scilab | setbpt >> |