Scilab Website | Contribute with GitLab | Mailing list archives | ATOMS toolboxes
Scilab Online Help
2024.1.0 - 日本語


zoom_rect

カレントのグラフィック図の選択した部分をズーム

呼び出し手順

zoom_rect()

zoom_rect(rect)

zoom_rect(h)

zoom_rect(h,rect)

引数

rect

大きさ 4のベクトル [xmin,ymin,xmax,ymax] で, ズームする矩形を指定します.

h

Figure または Axes型のグラフィックハンドル. ズームを適用するAxesを指定します.

説明

zoom_rect 関数はAxesオブジェクトの中をズームする際に使用されます.

入力引数hはズームを適用するAxesを指定します. hが Figureハンドルの場合, ズームはその子のAxesに適用されます. h がAxesハンドルの場合,このハンドルのみにズームが適用されます. h が指定されない場合,カレントのFigureにズームが適用されます.

入力引数rect が指定された場合,ズームされるAxesの プロパティzoom_boxはこの引数により修正されます (axes_properties参照). XおよびY軸の境界はrectで置換されます. rectが指定されない場合,zoom_rectは対話的なズームとなります. ユーザはマウスで矩形を選択する必要があります. ズームされた軸の新しいzoom_box プロパティは 矩形の交点を見つけることにより計算されます.

clf()

x=0:0.01:6*%pi;

plot2d(x,sin(x.^2))

zoom_rect([16,-1,18,1])

//もっとズーム

zoom_rect([16,0,16.2,1])

//元に戻す

unzoom()

// axes_propertiesによりズーム

a=gca();

a.zoom_box=[16,0,16.2,1];

a.zoom_box=[];

//サブプロットを適当にズーム

clf()

x=0:0.01:6*%pi;

subplot(211)

plot2d(x,cos(x))

subplot(212)

plot2d(x,cos(2*x))

rect=[3 -2 7 10]; //カレントの軸(直近の軸)で指定された矩形座標

zoom_rect(rect)

unzoom()

//グローバルな軸をカレントの軸に設定

f=gcf();set('current_axes',f.children($))

rect=[0.4 0 0.6 1] //ウインドウの大きさの比で指定した矩形

zoom_rect(rect)

rect=[0.4 0.2 0.6 0.8]; //ウインドウの大きさの比で指定した矩形

zoom_rect(rect)

// カレントの図を対話的にズーム

zoom_rect();

// or

zoom_rect(gcf());

参照

  • unzoom — グラフィックのズームを解除する
  • axes_properties — axesエンティティプロパティの説明
Report an issue
<< xsetech axes_operations axis >>

Copyright (c) 2022-2024 (Dassault Systèmes)
Copyright (c) 2017-2022 (ESI Group)
Copyright (c) 2011-2017 (Scilab Enterprises)
Copyright (c) 1989-2012 (INRIA)
Copyright (c) 1989-2007 (ENPC)
with contributors
Last updated:
Mon Jun 17 17:54:19 CEST 2024