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2023.1.0 - 日本語


h5read

HDF5データセットのデータを読み込む

呼び出し手順

h5read(obj [, name, [, start, count [, stride [, block]]]])
h5read(filename, name [, start, count [, stride [, block]])

引数

obj

H5Object

name

新規データセットへのパスを指定する文字列

start

hyperslabのstartを保持するdouble行ベクトル

count

hyperslabのcountを保持するdouble行ベクトル

stride

hyperslabのstrideを保持するdouble行ベクトル

block

>hyperslabのblockを保持するdouble行ベクトル

filename

ファイル名を指定する文字列

説明

オプションのhyperslabセレクションに基づきデータセットの内容を読み込みます.

データにhyperslabセレクションを作成できます.

引数 start, count, stride および block の大きさはデータの次元数と等しい必要があります:

  • start: セレクションを開始するデータ内の座標を指定.
  • count: 各次元における選択されたブロックの数を指定.
  • stride: 各次元において連続した2つのブロックの間のシフト量を指定します. strideは対応するブロックの次元より大きくする必要があることに注意してください.
  • block: ブロックの次元を指定.

各次元において,stride および block はデフォルトで 1に設定されています.

x = int8(matrix(1:80, 10, 8));
save(TMPDIR + "/x.sod", "x"); // SODファイルはHDF5ファイル
// 作成したファイルをオープン
a = h5open(TMPDIR + "/x.sod");
// データセット 'x'からデータを読み込む
dx = h5read(a, "/x")
// ここで,一部を選択
dx1 = h5read(a, "/x", [3 4], [5 3])
// ...これは以下と等価
dx(3:(3+5-1),4:(4+3-1))
// 処理を完了し, 全リソースを解放
h5close(a);

参照

  • h5readattr — HDF5属性のデータを読み込む
  • h5write — データセットを作成(存在しない場合)し, データを書き込む
  • h5dataset — データセットを作成し, データを書き込む

履歴

バージョン記述
5.5.0 HDF5モジュールが導入されました.
Report an issue
<< h5open HDF5 files h5readattr >>

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Last updated:
Mon May 22 12:43:11 CEST 2023