Scilab 6.0.2
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h5read
HDF5データセットのデータを読み込む
呼び出し手順
h5read(obj [, name, [, start, count [, stride [, block]]]]) h5read(filename, name [, start, count [, stride [, block]])
引数
- obj
H5Object
- name
新規データセットへのパスを指定する文字列
- start
hyperslabのstartを保持するdouble行ベクトル
- count
hyperslabのcountを保持するdouble行ベクトル
- stride
hyperslabのstrideを保持するdouble行ベクトル
- block
>hyperslabのblockを保持するdouble行ベクトル
- filename
ファイル名を指定する文字列
説明
オプションのhyperslabセレクションに基づきデータセットの内容を読み込みます.
データにhyperslabセレクションを作成できます.
引数 start, count, stride および block の大きさはデータの次元数と等しい必要があります:
- start: セレクションを開始するデータ内の座標を指定.
- count: 各次元における選択されたブロックの数を指定.
- stride: 各次元において連続した2つのブロックの間のシフト量を指定します. strideは対応するブロックの次元より大きくする必要があることに注意してください.
- block: ブロックの次元を指定.
各次元において,stride および block はデフォルトで 1に設定されています.
例
参照
- h5readattr — HDF5属性のデータを読み込む
- h5write — データセットを作成(存在しない場合)し, データを書き込む
- h5dataset — データセットを作成し, データを書き込む
履歴
バージョン | 記述 |
5.5.0 | HDF5モジュールが導入されました. |
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