Scilab Website | Contribute with GitLab | Mailing list archives | ATOMS toolboxes
Scilab Online Help
5.3.2 - 日本語

Change language to:
English - Français - Português

Please note that the recommended version of Scilab is 2025.0.0. This page might be outdated.
See the recommended documentation of this function

Scilab help >> Files : Input/Output functions > mget

mget

指定したバイナリ形式で バイトまたはワードを読み込み, double に変換

mgeti

指定したバイナリ形式で バイトまたはワードを読み込み, int型に変換

呼び出し手順

x=mget([n,type,fd])
x=mgeti([n,type,fd])

パラメータ

n

正のスカラー: The number of items to be read.

fd

スカラー. fd パラメータは mopenにより返されます. -1 は直近にオープンされたファイルを意味します. デフォルト値は -1です.

type

文字列. x の全エントリを書き込むために使用する バイナリフォーマットを指定.

x

浮動小数点数または整数型の数値のベクトル

説明

mget 関数は, ストリームパラメータfdにより指定された入力の データを読み込み,浮動小数点数データのベクトルを返します. mgeti 関数は, ストリームパラメータfdにより指定された入力の データを読み込み,整数データのベクトルを返します.

ファイルポインタが現在指している場所からデータが読み込まれ, 適当にインジケータが進まされます.

type パラメータは変換指定子で, 以下のフラグ文字のどれか (デフォルト値は "l")を設定できます:

Windowsでは,デフォルトの動作は スキップバイト 13 (0x0D)です. mopen は `b`オプションを指定してコールする必要があります. 例えば, 例外なく全てのバイトを読み込むには, fd1=mopen(file1,'rb') , とします.

データ型:

d

double

f

float

l

long

i

int

s

short

c

character

オプションのフラグ:

u..

符号なし (上記の型のどれかと組み合わせます)

..l

リトルインディアン (上記の型のどれかと組み合わせます)

..b

ビッグインディアン (上記の型のどれかと組み合わせます)

(リトルインディアンステータスをチェックすることにより) 読み込まれたバイトは必要に応じて自動的にスワップされます.

このデフォルトのスワップ動作は mopen関数にフラグを追加することにより抑制することが できます.

フォーマット "l", "d", および "f" は, mget 関数でのみ有効です.

file1 = 'test1.bin';
file2 = 'test2.bin';
fd1=mopen(file1,'wb');
fd2=mopen(file2,'wb');
mput(1996,'ull',fd1);
mput(1996,'ull',fd2);
mclose(fd1);
mclose(fd2);

fd1=mopen(file1,'rb');
if 1996<>mget(1,'ull',fd1) ;write(%io(2),'Bug');end;
fd2=mopen(file2,'rb');
if 1996<>mget(1,'ull',fd2) ;write(%io(2),'Bug');end;
mclose(fd1);
mclose(fd2);

参照

  • mclose — オープンされているファイルを閉じる
  • meof — ファイルの終端に達したかどうかを確認する
  • mfprintf — 変換,整形し,ファイルにデータを書き込む
  • fprintfMat — 行列をファイルに書き込む .
  • mfscanf — 標準入力から入力を読み込む (C言語の scanf 関数へのインターフェイス)
  • fscanfMat — テキストファイルから行列を読み込む.
  • mgetl — アスキーファイルから行を読み込む
  • mgetstr — 文字列を読み込む
  • mopen — ファイルをオープン
  • mprintf — 変換, 整形し, Scilab主ウインドウにデータを書き込む
  • mput — 指定したバイナリ形式でバイトまたはワードを書き込む
  • mputl — アスキーファイルに文字列を書き込む
  • mputstr — ファイルに文字列を書き込む
  • mscanf
  • mseek — バイナリファイルの中でカレントの位置を設定する.
  • mtell — バイナリファイルの管理
  • mdelete — ファイルを削除
<< mscanf Files : Input/Output functions mgetl >>

Copyright (c) 2022-2024 (Dassault Systèmes)
Copyright (c) 2017-2022 (ESI Group)
Copyright (c) 2011-2017 (Scilab Enterprises)
Copyright (c) 1989-2012 (INRIA)
Copyright (c) 1989-2007 (ENPC)
with contributors
Last updated:
Thu May 12 11:45:56 CEST 2011