Scilab 5.3.0
Please note that the recommended version of Scilab is 2025.0.0. This page might be outdated.
See the recommended documentation of this function
lib
ライブラリ定義
呼出し手順
xlib = lib('lib-dir')
パラメータ
- lib-dir
文字列
説明
lib-dir
は,
コンパイル済みのScilab関数(.bin
)ファイルを
含むディレクトリを定義する文字列です.
これらのファイルに加えて,lib-dir
には,
lib-dir
で定義された関数の名前を保持する
names
という名前のファイルがある必要があります.
処理が成功すると, lib-dir
の中の全ての関数が
Scilabから利用可能になります.
これらの関数は最初にコールされた時にオンデマンドでロードされます.
バイナリファイルは Scilab上でコマンドsave
により作成できます.
Scilabの標準ライブラリは,
SCIDIR/modules/*/macros/*
サブディレクトリの
lib
により定義されています.
ライブラリ変数は,通常, オンラインまたはユーザ指定のスタートアップファイル(startupファイル) のどちらかにより,後でロードするために保存されます.
制限
Scilab は, 各ファイル xxxx.bin がxxxx
という名前の
変数を定義するものと暗黙裡に仮定します.
例
//複数の変数を定義します function z=myplus(x, y), z = x + y,endfunction function z=yourplus(x, y), x = x - y,endfunction A=1:10; // *.bin ファイルを libdirに作成 libdir=TMPDIR save(libdir + '/myplus.bin', myplus); save(libdir + '/yourplus.bin', yourplus); save(libdir + '/A.bin', A); //nameファイルを作成 mputl(['myplus';'yourplus';'A'],TMPDIR+'/names'); // myplus およびyourplusを含むライブラリを構築 xlib = lib(libdir+'/') //変数を消去 clear myplus yourplus A //自動的にロードし,実行 myplus(1,2) A
<< head_comments | Functions | librarieslist >> |