Scilab 5.3.0
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save
バイナリファイルに1個または複数の変数を保存する
呼び出し手順
save(filename [,x1,x2,...,xn]) save(fd [,x1,x2,...,xn])
パラメータ
- filename
ファイルのパスを含む文字列
- fd
mopenをコールすることにより得られたファイル記述子
- xi
任意のScilab変数
説明
save
コマンドはカレントのScilab変数を
バイナリファイルに保存する際に使用されます.
変数がグラフィックハンドルの場合,
save
関数は対応するgraphics_entitiesの定義を全て保存します.
Scilab 5.0以降, uimenu または uicontrol ハンドルもこの関数により全て保存されます.
ファイルはパスまたはmopen
により得られたファイル記述子の
どちらかで指定できます.
save(filename)
はfilename
で指定したファイルに
カレントの全ての変数を保存します.
save(fd)
は記述子fd
で指定したファイルに
カレントの全ての変数を保存します.
save(filename,x,y)
または
save(fd,x,y)
は
x
および y
という名前の変数のみを保存します.
保存された変数は load
コマンドにより再度読み込むことができます.
書き込まれたファイルは他のオペレーティングシステムやアーキテクチャ(リトルおよびビッグインディアン)に 対する可搬性があります.
例
a=eye(2,2);b=ones(a); save('val.dat',a,b); clear a clear b load('val.dat','a','b'); // ファイルにシーケンシャルに保存 fd=mopen('TMPDIR/foo','wb') for k=1:4, x=k^2;save(fd,x,k),end mclose(fd) fd=mopen('TMPDIR/foo','rb') for i=1:4, load(fd,'x','k');x,k,end mclose(fd) // 古い保存したファイルに変数を追加 fd=mopen('TMPDIR/foo','r+') mseek(0,fd,'end') lst=list(1,2,3) save(fd,lst) mclose(fd)
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