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2023.1.0 - 日本語


legend

グラフの凡例を描画する

呼び出し手順

hl=legend([h,] string1,string2, ... [,pos] [,boxed])

hl=legend([h,] strings [,pos] [,boxed])

引数

h

軸エンティティのグラフィックハンドルまたは ポリラインエンティティのハンドルを表すベクトル. デフォルト値はcurrent_axesの ハンドルとなります.

string1,string2, ...

文字列 stringsi は i番目の曲線の凡例となります.

Scilab 5.2 以降, LaTeX または MathML 式 を記述することが可能です.

strings

文字列のベクトルで,strings(i)はi番目の曲線の凡例となります.

Scilab 5.2 以降, LaTeX または MathML 式 を記述することが可能です.

pos

(オプション) 凡例を描画する場所を指定; このパラメータには文字列(または廃止予定ですが等価な整数) または 凡例ボックスの左上隅の座標を指定するベクトル [x,y]のどちらかを指定します.

最初のケースの場合,指定可能な値は次のようになります:

  • 1 または "in_upper_right": 凡例は右上隅に描画されます(デフォルト).

  • 2 または "in_upper_left": 凡例は左上隅に描画されます.

  • 3 または "in_lower_left": 凡例は左下隅に描画されます.

  • 4 または "in_lower_right": 凡例は右下隅に描画されます.

  • 5 または "by_coordinates": マウスにより対話的に配置.

  • -1 または "out_upper_right": 凡例は右上隅の右に描画されます.

  • -2 または "out_upper_left": 凡例は左上隅の左に描画されます.

  • -3 または "out_lower_left": 凡例は左下隅の左に描画されます.

  • -4 または "out_lower_right": 凡例は右下隅の右に描画されます.

  • -5 または "upper_caption": 凡例は左上隅の上に描画されます.

  • -6 または "lower_caption": 凡例は左下隅の下に描画されます.

boxed

論理値(デフォルト: %t)で,ボックスの描画の有無を指定します.

hl

ハンドルで, 全ての凡例を含む複合要素(compound)を指定します.

説明

ラベルとして指定された文字列を用いてカレントのプロットに凡例を出力します. 凡例の前には対応する線またはパッチに付随する記号が付加されます. この記号の形状やプロパティは指定したハンドルから取得されます:

ハンドル引数を指定せずにコールされた場合(もしくは軸エンティティの ハンドルが指定された場合),この関数はまず指定した軸の子であるポリラインの ハンドルからなるベクトルを構築します.

対話的な配置モード (opt=5) においては, マウスで凡例ボックスを 移動し, 離す際には左ボタンを押します.

t=linspace(0,%pi,20);

a=gca();

a.data_bounds=[t(1) -1.8;t($) 1.8];

plot2d(t,[cos(t'),cos(2*t'),cos(3*t')],[-5,2 3]);

e=gce();

e1=e.children(1);

e1.thickness=2;

e1.polyline_style=4;

e1.arrow_size_factor = 1/2;

e.children(2).line_style=4;

e3=e.children(3);

e3.line_mode='on';

e3.mark_background=5;

hl=legend(['cos(t)';'cos(2*t)';'cos(3*t)']);

参照

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Mon May 22 12:43:11 CEST 2023