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2023.1.0 - 日本語


fchamp

2次元1階常微分方程式(ODE)のフィールド方向

呼び出し手順

fchamp(f, t, xr, yr, [arfact, rect, strf])

fchamp(f, t, xr, yr, <opt_args>)

引数

f

外部ルーチン (関数または文字列) または ODE を記述するリスト.

-

関数名 f とすることができ, この際, fy=f(t,xy [p1,..pn]) という型の関数と仮定されます. f は大きさ 2 の列ベクトルを返し, そのベクトルは点 xy=[x,y]の時刻 t における方向フィールドfの値を指定します.

-

リスト型のオブジェクトlist(f,P1,..Pn)とすることも可能で, この場合,fy=f(t,xy,p1,..pn) という型の関数, Pi はパラメータpi の値を指定します.

t

選択された時間.

xr,yr

大きさn1およびn2の行ベクトルで, 方向フィールドが計算されるグリッドを定義します.

<opt_args>

一連の命令 key1=value1,key2=value2 ... を表します. ただし, key1, key2,... は以下のどれかとします: arfact, rect, strf (以下参照).

arfact,rect,strf

オプションの引数, champ参照.

説明

fchamp は,外部関数fで定義された 2次元1階常微分方程式(ODE)のフィールド方向を描画する際に使用されます.

ODEが自律的な場合, 引数 fは不要ですが, 指定する必要があることに注意してください.

コマンド fchamp() を入力するとデモを参照できます.

deff("[xdot] = derpol(t,x)",..

        ["xd1 = x(2)";..

         "xd2 = -x(1) + (1 - x(1)**2)*x(2)";..

         "xdot = [ xd1 ; xd2 ]"])

xf= -1:0.1:1;

yf= -1:0.1:1;

fchamp(derpol,0,xf,yf)
deff("[xdot] = derpol(t,x)",..

        ["xd1 = x(2)";..

         "xd2 = -x(1) + (1 - x(1)**2)*x(2)";..

         "xdot = [ xd1 ; xd2 ]"])

xf= -1:0.1:1;

yf= -1:0.1:1;

clf()

fchamp(derpol,0,xf,yf,1,[-2,-2,2,2],"011")

参照

  • champ — 2次元ベクトルフィールドのプロット
  • champ_properties — 2次元ベクトルフィールドエンティティプロパティの説明
  • xarrows — 2Dまたは3Dで矢印を描画
  • Arrowed polyline — Polylineエンティティプロパティの説明
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Mon May 22 12:43:11 CEST 2023