INTEGRAL_m
積分
ブロックのスクリーンショット
説明
このブロックは積分器です. 出力yは,カレント時間ステップtにおける 入力uの積分です.
ただし, y0 は初期条件, t0 は対応する時間です.ダイアログボックス
パラメータダイアログボックスにより以下を定義します:
初期条件における飽和リミット指定の有無.
積分の下限および上限リミット.
ダイアログボックスにより,指定した初期条件に 状態変数をリセットするためのイベントポートをブロック に追加できます.
"再初期化"を選択した場合, 以下が出力されます:
積分される値は積分ブロックポート番号1に接続できます. (積分ブロックの左上隅)
赤で記されたトリガーポートに トリガー信号を入力した際に積分が初期化される値は, 積分ブロックポート番号2に接続できます(積分ブロックの左下隅のポート).
初期条件
ベクトル/スカラー初期条件.
このパラメータにより,入力/出力のデータ型を定義できます. 実数または複素数型とすることができます.
プロパティ: 大きさ [-1,-1]の 'mat'型.
再初期化有りの場合
状態量を外部信号に基づき指定した初期条件にリセットする場合, 1 を選択します.
プロパティ : 大きさ1の'vec'型.
飽和有りの場合
選択された場合, 状態変数は 下限飽和リミットおよび上限飽和リミットパラメータ の間の値に制限されます.
プロパティ : 大きさ1の'vec'型.
上限リミット
積分の上限リミット.
プロパティ : 大きさ[-1,-1]の'mat'型.
下限リミット
積分の下限リミット.
プロパティ : 大きさ[-1,-1]の'mat'型.
デフォルトプロパティ
常にアクティブ: yes
直達項: no
ゼロ交差: no
モード: no
標準入力:
- ポート 1 : 大きさ [1,1] / 1型
標準出力:
- ポート 1 : 大きさ [1,1] / 1型
アクティベーション入力の数/大きさ: 0
アクティベーション出力の数/大きさ: 0
連続時間状態量: yes
離散時間状態量: no
オブジェクト離散時間状態量: no
計算用関数の名前: integral_func
インターフェイス用関数
SCI/modules/scicos_blocks/macros/Linear/INTEGRAL_m.sci
計算用関数
- SCI/modules/scicos_blocks/src/c/integral_func.c
- SCI/modules/scicos_blocks/src/c/integralz_func.c
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