CheckOutputArgument
Scilab関数コール時の出力引数の数を確認するC関数.
呼び出し手順
CheckOutputArgument(void* _pvCtx, int iMin, int iMax)
引数
- pvApiCtx
Scilab環境ポインタ, api_scilab.hで定義される "pvApiCtx" を指定
- iMin
Scilab関数コール時に必要な出力引数の最小値
- iMax
Scilab関数コール時に必要な出力引数の最大値
説明
Scilab関数コール時の出力引数を確認するC関数. この関数を使用するには api_scilab.h をインクルードする必要があります.
引数の数が_iMin および _iMax の間でない場合,
Cインターフェイスを終了(return 0;
)し,
Scilabコンソールにエラーが返されます.
CheckOutputArgument
は return
0;
をゲートウェイ関数内で行うため,
メモリリークを避けるために
この関数をメモリ確保処理の前にコールすることが必要です.
この関数は廃止予定の CheckLhs
関数
を置き換えるものです.
例
この例では, Cゲートウェイ関数は 出力引数の数が 2と3の間であることを確認します.
#include <api_scilab.h> int sci_mychecklhs(char * fname) { CheckOutputArgument(pvApiCtx, 2, 3); // 入力引数を読み込む // 何らかの処理を行う // 出力引数を返す return 0; }
ここで, このインターフェイスをテストするために関数を実行します:
[A,B] = mychecklhs(); // OK, 出力引数2個 [A,B,C] = mychecklhs(); // OK, 出力引数3個 [A] = mychecklhs(); // エラー, 出力引数1個 [A,B,C,D] = mychecklhs(); // エラー, 出力引数4個
参照
- CheckInputArgument — Scilab関数コール時の入力引数の数を確認するC関数.
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