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merror
ファイルアクセスに関するエラーインジケータを調べる
呼び出し手順
err = merror([fd]) [err, msg] = merror([fd])
引数
- fd
スカラー: 関数
mopen
により返されたfd
パラメータがファイル記述子(正の整数)として使用されます. -1 は直近にオープンされたファイルを意味します. デフォルト値は -1です.- err
スカラー: 指定したファイルに関する直近のファイルI/O処理のエラーステータス番号 を返します.
指定したファイルで実行された直近のI/O処理が成功した場合,
msg
の値は空となり,merror
はerr
の値として 0 を返します.- msg
文字列: エラー文字列メッセージ.
説明
関数 merror
はファイルアクセスエラーインジケータ
をテストするため使用されます.
エラーが設定されている場合, ゼロでない要素を返します.
エラーインジケータはmclearerr
関数により
リセットすることのみが可能です.
ゼロでないerr
は,直近のI/O処理で発生したエラーを指します.
メッセージの値は,エラーの特性に関する情報を含む文字列です.
このメッセージが役に立たない場合,
詳細については使用するオペレーティングシステム用の
C言語のランタイムライブラリのマニュアルを参照してください.
例
参照
- mclearerr — バイナリファイルアクセスエラーをリセット
- mclose — オープンされているファイルを閉じる
- mopen — ファイルをオープン
- mput — 指定したバイナリ形式でバイトまたはワードを書き込む
- mget — parses numbers in a binary file and returns them as decimals
- mgetstr — ファイルから文字列を読み込む
- mputstr — write a single text in an open file
- meof — ファイルの終端に達したかどうかを確認する
- mseek — バイナリファイルの中でカレントの位置を設定する.
- mtell — ファイル先頭基準でカレントバイトのオフセットを返す
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