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convol
畳込み(コンボリューション)
呼び出し手順
[y]=convol(h,x) [y,e1]=convol(h,x,e0)
引数
- h
- ベクトル, 最初の入力シーケンス ("短い" シーケンス) 
- x
- ベクトル, 第2の入力シーケンス ( "長い" シーケンス) 
- e0
- ベクトル,オーバーラップ加算のための前の結果の末尾 (最初のコールでは使用されません) 
- y
- ベクトル, 畳込み. 
- e1
- オーバーラップ加算のための新規結果の末尾 (最後のコールでは使用されません) 
説明
fftを用いて2つの離散シーケンスの畳込み y= h*x
            を計算します.
            畳込みは以下のように定義されます:

オーバーラップ加算法を使用できます.
オーバーラップ加算の使用例:
            x=[x1,x2,...,xNm1,xN]の時,
            最初のコールは,
            [y1,e1]=convol(h,x1);
            その後のコール :
            [yk,ek]=convol(h,xk,ekm1); 最後のコール :
            [yN]=convol(h,xN,eNm1); 結果は,
            y=[y1,y2,...,yNm1,yN].
畳込みの定義に基づくアルゴリズムは,多項式の積として実装されます:
            y=convol(h,x)は,
            y=coeff(poly(h,'z','c')*poly(x,'z','c')と等価ですが、
            xが"長い"配列の場合には,はるかに効率的です.
例
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