h5ls
HDF5オブジェクト (グループまたはデータセット)の内容の一覧を得る
呼び出し手順
content = h5ls(obj [, name [, filter]]) content = h5ls(filename, name [, filter])
引数
- obj
H5Object
- name
一覧を得るためにオブジェクトのパスを指定する文字列
- filename
ファイル名を指定する文字列
- filter
フィルタの型を指定する文字列
- content
2列の文字列行列
説明
グループまたはデータセットの内容の一覧を取得します. 最初の列には名前, 2列目には要素の型が得られます.
filterには値 'group' (または 'g'), 'dataset' (または 'd'), 'type' (または 't') および 'attribute' (または 'a') のどれかを指定できます. 例えば, 'g' が指定された場合, グループのみが返されます.
例
x = int8(matrix(1:80, 10, 8)); save(TMPDIR + "/x.sod", "x"); // SODファイルはHDF5ファイル // 作成されたファイルをオープン a = h5open(TMPDIR + "/x.sod"); // aの内容の一覧を得る h5ls(a) // データセットのみ h5ls(a, ".", "d") // 属性のみ h5ls(a, ".", "a"); // xという名前のデータセットを見て, 一覧を取得可能 h5ls(a.root.x) // a.root.x is equivalent to a("/x") // 処理を完了し, 全リソースを解放 h5close(a);
参照
- h5open — HDF5ファイルをオープン
履歴
バージョン | 記述 |
5.5.0 | HDF5モジュールが導入されました. |
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