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error
エラーメッセージ
呼出し手順
error(message) error(message, n) error(n) error(n, message) error(n, pos)
引数
- message
文字列または文字列のベクトル. 表示されるエラーメッセージ.
- n
整数. エラーメッセージの番号
- pos
整数. エラーメッセージのパラメータ
説明
error
関数によりエラーメッセージを発行でき,
エラーを処理できます.
デフォルトで error
は実行を停止し,
プロンプトレベルに復帰します.
このデフォルト動作は,errcatch
または
execstr(...,'errcatch')
関数により変更できます.
error(message)
はmessage
の文字列を
出力します.
エラーメッセージの番号は 10000 となります.
error(message,n)
は
message
の文字列を出力します.
エラーメッセージの番号はn
で指定されます.
この番号は 10000 より大きい必要があります.
error(n)
は,
エラー番号 n
の
定義済みエラーメッセージを出力します.
いくつかの定義済みエラーメッセージは
パラメータを必要とします(
error_table参照).
この場合,パラメータの値を指定するために
error(n,pos)
のように
引数pos
を使用する必要があります.
その他の場合, pos
引数は無視されます.
エラーメッセージのリストおよび対応するエラー番号については error_table を参照ください.
例
error('my error message') error(43) error(52, 3) error(10001, ['A'; 'multi';'line';'error';'message']) lasterror()
参照
- warning — 警告メッセージ
- execstr — 文字列中のScilabコードを実行
- lasterror — 直近に記録されたエラーメッセージを取得
- messagebox — メッセージボックスを開く.
履歴
バージョン | 記述 |
5.4.0 | error 関数は入力引数として文字列ベクトルを受け付けます. |
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