Please note that the recommended version of Scilab is 2025.0.0. This page might be outdated.
However, this page did not exist in the previous stable version.
showprofile
関数のプロファイル結果をコンソールに出力
呼び出し手順
showprofile(fun)
引数
- fun
Scilab関数
説明
ある関数でshowprofile
を使用するには,
この関数についてプロファイル機能を有効にしておく必要があります:
add_profiling コマンド.
この関数が一度コールされた後, showprofile
をコールすると,
プロファイル結果がコンソールに出力されます.
出力される各行には(関数のヘッダ行を含む)対応する関数の行のプロファイル結果が含まれます. これには,この行のコール回数,合計CPU消費時間, この行の解釈に要したインタプリタ負荷, この行のソースコードが 含まれます. 出力の例を以下に示します:
|1 |0 |0| function x=fun(n) |1 |0 |0| if n > 0 then |1 |0 |2| x = 0; |200 |0.01 |0| for k = 1:n |200 |3.99 |5| s = svd(rand(n, n)); |... |... |.| ...
ここでは,関数の5行目が200回コールされ,合計CPU時間が3.99秒であったことがわかります.
show_profile
は
profileに似ていますが,
profile はプロファイル結果を
行列に返すのに対して,
show_profile
はコンソールに結果を出力するのみです.
注意: CPU時間の精度の制約(通常は1マイクロ秒)により, 実行時間が非常に速い実行された行は,CPUの合計時間が0と 表示される可能性があります.
例
// プロファイルする関数 function x=foo(n) if n > 0 then x = 0; for k = 1:n s = svd(rand(n, n)); x = x + s(1); end else x = []; end endfunction // 関数のプロファイルを有効化 add_profiling("foo"); // 関数を実行 foo(200); // プロファイル結果をコンソールに出力 showprofile(foo)
参照
- add_profiling — プロファイル命令を関数に追加.
- profile — 関数のプロファイル結果を返す
- plotprofile — 関数のプロファイルチャートを表示する
- reset_profiling — 関数のプロファイル用カウンタをリセットする
Report an issue | ||
<< reset_profiling | profiling | argn >> |