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profile
関数のプロファイル結果を返す
呼び出し手順
c = profile(fun)
引数
- fun
Scilab関数
- c
以下のプロファイル結果を含む nx3 行列:
c(i,1)
: 関数のi行目の実行回数c(i,2)
: 関数のi行目を実行する際に費やした累積CPI時間[単位:秒]c(i,3)
: 関数のi行目を1回実行した際のインタプリタの 処理負荷の観測量 [任意の単位]
説明
ある関数でprofile
を使用するには,
この関数についてプロファイル機能を有効にしてある必要があります:
add_profiling コマンド.
この関数が一度実行された後,profile
をコールすると,
行列が返されます.
この行列の各行には,(関数のヘッダ行を含む)
対応する関数の行に関するプロファイル結果が含まれます.
この結果は,以下のような
コール回数, この行に費やした合計CPU時間, この行の実行にかかったインタプリタ負荷
です:
Number of calls | Total CPU time (s) | Interpretor effort |
1 | 0 | 0 |
300 | 0.1 | 0 |
300 | 3.59 | 5 |
... | ... | ... |
ここでは,関数の3行目が300回コールされ, 合計CPU時間が 3.59秒であることがわかります.
注意: CPU時間の精度の制約(通常は1マイクロ秒)により, 実行時間が非常に速い実行された行は,CPUの合計時間が0と 表示される可能性があります.
例
// プロファイルする関す function x=foo(n) if n > 0 then x = 0; for k = 1:n s = svd(rand(n, n)); x = x + s(1); end else x = []; end endfunction // 関数のプロファイルを有効化 add_profiling("foo"); // 関数を実行 foo(200); // 関数のプロファイル結果を返す profile(foo)
参照
- add_profiling — プロファイル命令を関数に追加.
- deff — 関数のオンライン定義
- plotprofile — 関数のプロファイルチャートを表示する
- showprofile — 関数のプロファイル結果をコンソールに出力
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