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Scilabヘルプ >> Scilab > Variables > predef

predef

変数の保護

呼出し手順

n = predef()
oldnew = predef(n)
oldnew = predef('all')
oldnew = predef('clear')
variables_name = predef('names')

説明

"oldest"変数を"protected"として定義するために使用されるユーティリティ関数. 保護されている変数は削除できません. これらの変数は save コマンドで保存されません. "oldest" はwho('get')で最後に現れます.

predef()は保護される変数の数を取得します.

predef('a[ll]')は 全ての変数を保護し,保護される変数の数の古い値と新しい値も返します.

predef('c[lear]') は最後の7変数以外の 保護を外し, 保護される変数の数の古い値と新しい値も返します.

predef(n) は, max(n,7)個の最後に定義された変数を保護し, 保護される変数の数の古い値と新しい値も返します.

predef('names') は保護されている変数の名前を保持する 文字列のベクトルを返します.

predef('clear') はリストから定義済みの変数を削除します.

注意:

変数 ans は,式が代入されない場合に自動的に定義され, predef('all')により保護されません.

保護される変数の数は,スタートアップファイル SCI/etc/scilab.startで設定されます. ユーザは独自の定義済みの変数を ユーザのスタートアップファイル SCIHOME/.scilab および SCIHOME/scilab.ini により設定することができます.

新規に定義した変数をpredef(1)により保護できないことに注意してください. これはある変数を保護する際, Scilab はその前に定義されている全ての変数を保護する必要があります. この制限は スタック設計でなくなるScilab 6ではなくなります.

errcatch(13, "continue") // "clear a" が失敗する場合でも続行するようにする
a = 1;
predef("all");
clear a // 失敗
predef("clear")
clear a // 動作

参照

  • clear — 変数を消去する
  • save — バイナリファイルに1個または複数の変数を保存する
  • ans — 答え
  • startup — スタートアップファイル
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Last updated:
Wed Apr 01 10:24:57 CEST 2015