mean

パラメータ

x

実数ベクトルまたは行列

y

スカラーまたはベクトル

説明

xがベクトルまたは行列の場合, y=mean(x) は, xの全ての要素の平均をスカラーyに返します.

y=mean(x,'r') (または等価的に, y=mean(x,1)) は行単位の平均です. 行ベクトルを返します: y(j)= mean(x(:,j))

y=mean(x,'c') (または等価的に,y=mean(x,2)) は列単位の平均ですn. 列ベクトルを返します: y(i)= mean(x(i,:))

y=mean(x,'m') は, xの最初の1でない次元に沿った平均です(Matlabとの互換用).

例

A=[1,2,10;7,7.1,7.01];
mean(A)
mean(A,'r')
mean(A,'c')
A=matrix(1:12,[1,1,2,3,2]);
// この場合, mean(A,'m') は mean(A,3)と等価です (Aの最初の1でない次元は3)
y=mean(A,'m')

参照

• sum — 配列要素の合計
• median — ベクトル/行列/配列の要素の中央値 (行単位の中央値, 列単位の中央値,...)
• stdev — ベクトル/行列エントリの標準偏差 (行または列毎)