Scilab 5.5.2
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expm
正方行列の指数関数
呼び出し手順
expm(X)
引数
- X
実数または複素数のエントリを有する正方行列.
説明
X
が正方行列の時,
expm(X)
は以下の行列となります
expm(X) = I + X + X^2 /2 + ...
計算はまずX
をブロック対角化した後,
各ブロックにパデ近似を適用します.
パデ近似は関数の有理関数による次数を指定した"最良の"近似です. この手法は,フランス人数学者Henri Padeにより開発されました.
例
X=[1 2;3 4] expm(X) logm(expm(X))
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