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stdev
ベクトル/行列エントリの標準偏差 (行または列毎)
呼び出し手順
y = stdev(x) y = stdev(x, '*') y = stdev(x, 'r') y = stdev(x, 'c') y = stdev(x, orien, m)
引数
- x, y
実数のベクトル, 行列またはハイパー行列
- y
実数のベクトル, 行列またはハイパー行列
- orien
文字列スカラーまたは正の整数であり,
"*"
,"r"
(または1
)または"c"
(または2
)を指定可能- m
実数のスカラー, ベクトルまたはハイパー行列, 先験平均
説明
stdev は "標本" 標準偏差を計算します.
この値は, Nを数列長としてN-1で正規化されます.
m
が指定された場合, stdev
は
m
で定義された先験平均を用いて
(Nにより正規化された)平均二乗偏差を計算します.
x
がベクトルまたは行列の場合, y=stdev(x)
は
スカラーy
にx
の全エントリの
標準偏差を返します.
y=stdev(x,'r')
(または, 等価的に,
y=stdev(x,1)
) は行毎の標準偏差です.
これは,行ベクトルy
の各エントリに
x
の各列の標準偏差を返します.
y=stdev(x,'c')
(または, 等価的に,
y=stdev(x,2)
) は列毎の標準偏差です.
これは,行ベクトルy
の各エントリに
x
の各行の標準偏差を返します.
拡張表現として,正の整数n
を指定してy=stdev(x,n)
と
すると,n
番目の次元に沿った
標準偏差を返します.
n>ndims(x)
の場合,
stdev(x,n)
は zeros(x)
を返します.
例
A = [1 2 10; 7 7.1 7.01]; stdev(A) stdev(A, 'r') stdev(A, 'c') stdev(A, 'c', mean(A,'c')) stdev(A, 'c', 1)
参照
履歴
バージョン | 記述 |
5.5.0 | m により定義された
先験平均を用いて平均二乗偏差を計算できるようになりました |
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