Scilab 5.4.1
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drawlater
軸の子を不可視にする.
呼び出し手順
drawlater()
説明
この関数は,
プロットを行う関数のような高レベル関数をコールすることにより,
または既存のオブジェクトにプロパティを設定することにより,
次に作成されるグラフィックオブジェクト,
カレントの図
にただちに
表示しない場合に使用されます.カレントの図の
immediate_drawing
プロパティは
次の描画を延期するために'off'
に設定されます.
この関数は特にdrawnow
関数と組み合わせて使用されます.
カレントの図のimmediate_drawing
を有効に戻すには,
drawnow
関数を使用します.
警告 : drawlater と drawnow コールの間に, カレントの図が 変更される可能性があります. このため, 使用に際しては注意を要します.
例
//例1 : 軸を1つ / 図を1つ drawlater(); xfarc(.25,.55,.1,.15,0,64*360); xfarc(.55,.55,.1,.15,0,64*360); xfrect(.3,.8,.3,.2); xfrect(.2,.7,.5,.2); xfrect(.32,.78,.1,.1); xfrect(.44,.78,.14,.1); xfrect(-.2,.4,1.5,.8); xstring(0.33,.9,"A Scilab Car"); a=get("current_axes"); a.children(1).font_size=4; a.children(1).font_style=4; a.children(1).background=5; a.children(3).background=8; a.children(4).background=8; a.children(5).background=17; a.children(6).background=17; a.children(7).background=25; a.children(8).background=25; xclick();drawnow(); //例 2: 軸を2つ / 図を1つ subplot(212) a=gca(); drawlater //この軸に描画されるものは後で表示されます plot2d // これらの軸と子に後で描画します... subplot(211) //警告: 軸を変更します plot2d1 // デフォルトの描画モード draw(a) // ...指定した軸のみが可視で,ウインドウは再描画されません drawnow() // 全て可視
参照
- get — グラフィックエンティティまたはユーザーインターフェイスオブジェクト からプロパティの値を取得する.
- set — グラフィックエンティティオブジェクトまたは またはユーザインターフェイスオブジェクトのプロパティの値を設定する.
- drawnow — 隠されたグラフィックエンティティを描画.
- graphics_entities — グラフィックスエンティティデータ構造体の説明
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