gda

Pパラメータ

a

ハンドル, デフォルトの軸のハンドル.

説明

デフォルトの axesは決して描画されないグラフィックエンティティです. これは, axes のプロパティのデフォルト値の基準として使用されます. これらのデフォルトのプロパティ値は図の中で新しい軸(axes)を初期化する 際に使用されます.

gda 関数はデフォルトの軸のハンドルを返します. ユーザはこのハンドルを用いて axes のプロパティのデフォルト値を設定または取得することができます.

figureエンティティに関しても等価なデフォルトのグラフィックエンティティが 存在することに注意してください ( gdf参照).

例

a=gda() // 軸(axes)のハンドルを取得
// プロパティを設定
a.box="off";
a.foreground=2;
a.labels_font_size=3;
a.labels_font_color=5;
a.sub_tics=[5 5 3];
a.x_location="top";

//描画に軸を使用
subplot(211) // axes エンティティを作成
plot2d() 

// 他のプロパティを設定
a.background=color('gray')
a.grid=[5 5 5];
subplot(212)
t=0:0.1:5*%pi; 
plot2d(sin(t),cos(t)) 
 
set(a,"default_values",1); // モデルのデフォルト値を返す
                           // sda() 関数を参照
clf()
plot2d(sin(t),cos(t))

参照

• gdf — デフォルトの図(figure)のハンドルを取得.
• sda — デフォルトの軸(Axes)を設定.
• sdf — デフォルトの図(figure)を設定.
• clf — カレントの図をクリアし,デフォルト値にリセットする
• gca — カレントの軸のハンドルを返す.
• get — グラフィックエンティティまたはユーザーインターフェイスオブジェクト からプロパティの値を取得する.
• graphics_entities — グラフィックスエンティティデータ構造体の説明