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2024.1.0 - 日本語


xls_open

Excelファイルを読み込み用に開く

C呼び出し手順

[fd,SST,Sheetnames,Sheetpos] = xls_open(file_path)

引数

file_path

文字列: Excelファイルのパス

fd

数値: Excelストリームの論理ユニット.

SST

Excelシートに全ての現れる文字列のベクトル.

Sheetnames

文字列ベクトル: シート名.

Sheetpos

数値ベクトル: Excelストリームにおけるシートの開始位置.

説明

この関数は,指定したファイルが属するExcelストリームを展開するために まず指定したファイルに関するOLE2データ構造体を解析します. その後,ExcelストリームはTMDIRディレクトリに保存され, オープンされます. 続いてこのストリームの最初のシートが読み込まれ, シート数,シート名,ストリームにおける シートの位置のようなグローバル情報,および以下のシートで使用される全ての文字列を含む SSTが取得されます.

fd および Sheetpos データ データシートを読み込む際に xls_readに指定する必要があります.

1つの関数で1回関数コールをすることにより Excelファイルを全て読み込む際にはreadxls関数を 使用することができます.

BIFF8 Excelファイル(最近のExcelファイルのバージョン(2003))のみが処理可能です.

//OLEファイルをデコード,展開し,Excelストリームをオープン
[fd,SST,Sheetnames,Sheetpos] = xls_open('SCI/modules/spreadsheet/demos/xls/Test1.xls')
//最初のデータシートを読み込む
[Value,TextInd] = xls_read(fd,Sheetpos(1))
//スプレッドシートストリームを閉じる
mclose(fd)

参照

  • xls_read — Excelファイルからシートを読み込む
  • readxls — Excelファイルを読み込む

参考文献

この関数はMicrosoft ole2 ファイルのドキュメント (http://chicago.sourceforge.net/devel/docs/ole/) および OpenOfficeのExcel ストリームに関する説明 (http://sc.openoffice.org/spreadsheetfileformat.pdf)に基づいています.

使用される関数

OLEファイルからスプレッドシートストリームを展開するために ripole-0.1.4 プロシージャ (http://www.pldaniels.com/ripole) が使用されています.

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<< write_csv Spreadsheet xls_read >>

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Mon Jun 17 17:54:24 CEST 2024