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2024.1.0 - 日本語


conv

離散一次元畳み込み

呼び出し手順

C = conv(A,B [,shape])

パラメータ

A

実数または複素数ベクトル.

B

実数または複素数ベクトル.

shape

オプション文字列で値は以下のどれか:

  • "full", conv は完全な畳み込みを計算します. これがデフォルト値です.
  • "same", convAと同じ大きさの畳み込みの 中央部を計算します.
  • "valid", convAのゼロパディングなしの畳み込み部分を計算します.
C

実数または複素数ベクトル.

説明

convは空間的な1次元畳み込み方程式の 一般的な実装を使用します.

C=conv(A,B [,shape]) はベクトル Aおよび Bの一次元畳み込みを 計算します:

  • shape=="full"を指定した場合、 結果Cの次元は size(A,'*')+size(B,'*')+1となります. Bの中心要素の添字は floor((size(B,'*')+1)/2)となります.
  • shape=="same" を指定した場合, 結果Cの次元は size(A)となります. Bの中心要素の添字は floor((size(B,'*')+1)/2)となります.
  • shape=="valid" を指定した場合, 結果Cの次元は and(size(A,'*')-size(B,'*'))>=0の場合 size(A,'*')-size(B,'*')+1), それ以外は Cが空となります. Bの中心要素の添字は 1となります.

大きな配列に対しては, convol の方がより効率的 となる可能性があることに注意してください.

A=1:10;
B=[1 -1];
conv(A,B)

参照

  • convol — 畳込み(コンボリューション)
  • conv2 — 離散 2-D 畳み込み.

使用される関数

conv関数は組込み関数conv2に基づいています.

履歴

バージョン記述
5.4.0 関数convが導入されました.
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Last updated:
Mon Jun 17 17:54:18 CEST 2024