exists
変数の存在を確認する
呼出し手順
ve = exists(name) ve = exists(name, where)
引数
- ve
name
と同じ大きさの行列で, 使用される値は:1
(trueの場合),0
(falseの場合)- name
文字列の行列
- where
オプションの文字で,以下の値を指定します:
'l'
(local),'n'
(nolocal) および'a'
(all). デフォルト値は'a'
です.
説明
exists(name)
は,
name
という名前の変数が存在する場合に
1
,それ以外の場合に0
を返します.
注意: exists
を使用する関数は,
環境に依存する結果を返す可能性があります!
exists(name,'l')
は,
name
という名前の変数がカレントの関数の
環境に存在する場合に 1
,
それ以外の場合に 0
を返します.
exists(name,'n')
は,
name
という名前の変数が関数の呼び出し元の
環境(Scilabシェルメインレベルを含む)に存在する場合に 1
,
それ以外の場合に 0
を返します.
警告: exists
関数は,ある変数が
グローバル
名前空間に存在するかどうかを確認しません.
例
exists("myNotLikelyToExistVar") myNotLikelyToExistVar = 1; exists("myNotLikelyToExistVar")
deff('foo(x)',.. ['disp([exists(''a12''),exists(''a12'',''l'')])' 'disp([exists(''x''),exists(''x'',''l'')])']) foo(1) a12=[];foo(1) function level1() function level2() disp(exists(["a","b"],"a")); disp(exists(["a","b"],"l")); disp(exists(["a","b"],"n")); endfunction level2() endfunction function go() a=1; level1() endfunction go()
参照
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