Scilab 6.1.0
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mtell
ファイル先頭基準でカレントバイトのオフセットを返す
呼び出し手順
mtell([fd])
引数
- fd
スカラー:
mopen
関数により返されたファイル記述子.-1
は直近にオープンされたファイルを意味します. デフォルト値は-1
です.
説明
関数 mtell
は,
名前付きのストリームfd
が指すファイルの先頭を基準として
カレントのバイトのオフセットを返します.
例
// バイナリ書き込みでテンポラリファイルをオープン testFile=TMPDIR + '/testFile.bin'; fd = mopen(testFile,'wb'); mput(42,'d'); // 直近にオープンされたファイルに 42を書き込みます mtell() // ファイル記述子のカレントの位置, 8を返します mput(42+2,'d', fd); // オープンされたfdに透過的に42を書き込みます mtell(fd) // ファイル記述子のカレントの位置, 16を返します mseek(0, fd); // ファイル先端に戻る mtell(fd) // 0を返します mclose(fd);
参照
- mclose — オープンされているファイルを閉じる
- meof — ファイルの終端に達したかどうかを確認する
- mfprintf — 変換,整形し,ファイルにデータを書き込む
- fprintfMat — 行列をファイルに書き込む
- mfscanf — 標準入力から入力を読み込む (C言語の scanf 関数へのインターフェイス)
- fscanfMat — テキストファイルから行列を読み込む
- mget — 指定したバイナリ形式で バイトまたはワードを読み込み, double に変換
- mgetstr — ファイルから文字列を読み込む
- mopen — ファイルをオープン
- mprintf — 変換, 整形し, Scilab主ウインドウにデータを書き込む
- mput — 指定したバイナリ形式でバイトまたはワードを書き込む
- mputstr — ファイルに文字列を書き込む
- mscanf
- mseek — バイナリファイルの中でカレントの位置を設定する.
- mtell — ファイル先頭基準でカレントバイトのオフセットを返す
- mdelete — ファイルを削除
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