Scilab 6.0.2
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nanmedian
数値ベクトルまたは行列の値の中央値
呼び出し手順
m=nanmedian(x) m=nanmedian(x,'r') (or m=nanmedian(x,1)) m=nanmedian(x,'c') (or m=nanmedian(x,2))
パラメータ
- x
実数または複素数のベクトルまたは行列
説明
あるベクトルまたは行列x
に関して,
[m]=nanmedian(x)
はベクトルm
に
ベクトルx
の(NaNを無視した)値の中央値を返します.
[m]=nanmedian(x,'r')
(もしくは等価な,
[m]=nanmedian(x,1)
) は行方向の中央値です.
この場合,行ベクトルm
の各位置に
x
の対応する行の
データの(NaNを無視した)中央値が返されます.
[m]=nanmedian(x,'c')
(もしくは等価な,
[m]=nanmedian(x,2)
) は列方向の中央値です
この場合,列ベクトルm
の各位置に
x
の対応する列の
データの(NaNを無視した)中央値が返されます.
Labostatでは, NAN 値は表における欠損値を意味します.
例
x=[0.2113249 %nan 0.6653811;0.7560439 0.3303271 0.6283918] m=nanmedian(x) m=nanmedian(x,1) m=nanmedian(x,2)
参考文献
Wonacott, T.H. & Wonacott, R.J.; Introductory Statistics, fifth edition, J.Wiley & Sons, 1990.
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