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Scilabヘルプ >> Interpolation > interp1

interp1

一次元補間関数

呼び出し手順

yp = interp1(x, y, xp)
yp = interp1(x, y, xp, method)
yp = interp1(x, y, xp, method, extrapolation)

パラメータ

xp

実数スカラー, ベクトルまたは行列 (またはハイパー行列)

x

実数ベクトル

method

(オプションの) 補間方法を定義する文字列

extrapolation

(オプションの) 文字列, または領域 [x1,xn] の外側の xp(j)の値について yp(j) の要素を定義する実数値.

yp

ベクトルまたは行列 (またはハイパー行列)

説明

(x,y,xp)を指定すると, この関数は xp に対応する yp の要素を x および y により定義された (デフォルトでは線形)補間により計算します.

yp がベクトルの場合, xp の長さは yp の長さに等しくなります. yp が行列の場合, xp は yp の各列の長さと同じ長さとなります. yp がハイパー行列の場合, xp の長さはyp の最初の次元と同じ になります.

size(y)=[C,M1,M2,M3,...,Mj] かつ size(xp)=[N1,N2,N3,...,Nk] の場合, size(yp)=[N1,N2,..,Nk,M1,M2,...Mj] となり, x の長さは size(y,1) に等しくなります.

method パラメータは補間の計算手法を設定します.

"linear"

補間は線形手法により定義されます ( interpln参照)

"spline"

補間は3次スプライン補間により定義されます ( splin , interp参照)

"nearest"

各 xp(j), yp(j) の値は, xp(j)の最近傍にある x(i) に対応する y(i) の値を選択します.

extrapolation パラメータは捕外用,すなわち xp(i) が領域[x1,xn]内にない時 の計算手法を設定します.

"extrap"

捕外が定義された手法により実行されます. yp=interp1(x,y,xp,method,"extrap")

実数値

捕外用の実数値を選択できます. この場合, 区間 [x1,xn] の中にない xp(i) について yp(i) は この値とします. yi=interp1(x,y,xp,method, 0)

デフォルトの動作

捕外は(スプライン手法の場合)定義された手法により行われます 線形または最近傍手法の場合は nan となります. yp=interp1(x,y,xp,method)

x = linspace(0, 3, 20);
y = x^2;
xx = linspace(0, 3, 100);
yy1 = interp1(x, y, xx, 'linear');
yy2 = interp1(x, y, xx, 'spline');
yy3 = interp1(x, y, xx, 'nearest');
plot(xx, [yy1; yy2; yy3], x, y, '*')
xtitle('interpolation of square function')
legend(['linear','spline','nearest'], "in_upper_left");

参照

  • interp — 3次スプライン評価関数
  • interpln — 線形補間
  • splin — 3次スプライン補間

履歴

バージョン記述
5.4.0 以前では, 入力引数の虚部は暗黙のうちに無視されていました.
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Last updated:
Thu Feb 14 15:02:08 CET 2019