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lib
ライブラリ定義
呼出し手順
namelib = lib('lib-dir')
引数
- lib-dir
文字列
- namelib
'lib'により返されるライブラリ変数.
説明
lib-dir
は,
コンパイル済みのScilab関数(.bin
)ファイルを
含むディレクトリを定義する文字列です.
これらのファイルに加えて,lib-dir
には,
lib-dir
で定義された関数の名前を保持する
names
という名前のファイルがある必要があります.
処理が成功すると, lib-dir
の中の全ての関数が
Scilabから利用可能になります.
これらの関数は最初にコールされた時にオンデマンドでロードされます.
バイナリファイルは Scilab上でコマンドsave
により作成できます.
ライブラリ変数は,通常,
オンラインまたはユーザ指定のスタートアップファイル(startup参照)
のどちらかにより,後でロードするために保存されます.
このライブラリのマクロ関数にアクセスするには, 'lib'により返された値を変数'namelib'に挿入する必要があります.
制限
Scilab は, 各ファイル xxxx.bin がxxxx
という名前の
変数を定義するものと暗黙の内にに仮定します.
例
//いくつかの関数を定義 function z=myplus(x, y) z = x + y endfunction function z=yourplus(x, y) x = x - y endfunction //*.bin ファイルを libdirに作成 libdir = TMPDIR; save(libdir + '/myplus.bin', myplus); save(libdir + '/yourplus.bin', yourplus); //nameファイルを作成 mputl(['myplus';'yourplus'],TMPDIR+'/names'); //myplus およびyourplusを含むライブラリを構築 mylibfoo = lib(libdir+'/'); //変数を消去 clear myplus yourplus //自動的にロードし,実行 myplus(1,2) //変数を消去 clear myplus yourplus mylibfoo [n,p] = libraryinfo('mylibfoo') isdef('myplus') clear mylibfoo isdef('myplus')
参照
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