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zoom_rect
カレントのグラフィック図の選択した部分をズーム
呼び出し手順
zoom_rect() zoom_rect(rect) zoom_rect(h) zoom_rect(h,rect)
引数
- rect
大きさ 4のベクトル
[xmin,ymin,xmax,ymax]で, ズームする矩形を指定します.- h
Figure または Axes型のグラフィックハンドル. ズームを適用するAxesを指定します.
説明
zoom_rect 関数はAxesオブジェクトの中をズームする際に使用されます.
入力引数hはズームを適用するAxesを指定します.
hが Figureハンドルの場合, ズームはその子のAxesに適用されます.
h がAxesハンドルの場合,このハンドルのみにズームが適用されます.
h が指定されない場合,カレントのFigureにズームが適用されます.
入力引数rect が指定された場合,ズームされるAxesの
プロパティzoom_boxはこの引数により修正されます
(axes_properties参照).
XおよびY軸の境界はrectで置換されます.
rectが指定されない場合,zoom_rectは対話的なズームとなります.
ユーザはマウスで矩形を選択する必要があります.
ズームされた軸の新しいzoom_box プロパティは
矩形の交点を見つけることにより計算されます.
例
clf() x=0:0.01:6*%pi; plot2d(x,sin(x.^2)) zoom_rect([16,-1,18,1]) //もっとズーム zoom_rect([16,0,16.2,1]) //元に戻す unzoom() // axes_propertiesによりズーム a=gca(); a.zoom_box=[16,0,16.2,1]; a.zoom_box=[]; //サブプロットを適当にズーム clf() x=0:0.01:6*%pi; subplot(211) plot2d(x,cos(x)) subplot(212) plot2d(x,cos(2*x)) rect=[3 -2 7 10]; //カレントの軸(直近の軸)で指定された矩形座標 zoom_rect(rect) unzoom() //グローバルな軸をカレントの軸に設定 f=gcf();set('current_axes',f.children($)) rect=[0.4 0 0.6 1] //ウインドウの大きさの比で指定した矩形 zoom_rect(rect) rect=[0.4 0.2 0.6 0.8]; //ウインドウの大きさの比で指定した矩形 zoom_rect(rect) // カレントの図を対話的にズーム zoom_rect(); // or zoom_rect(gcf());
参照
- unzoom — グラフィックのズームを解除する
- axes_properties — axesエンティティプロパティの説明
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