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isnan
"Not a Number" エントリを調べる
呼び出し手順
r=isnan(x)
引数
- x
実数または複素数のベクトルまたは行列 r : 論理値のベクトルまたは行列
説明
isnan(x)
は,
x
の"Not a Number"のエントリに対応するエントリに真,
x
の通常のエントリに対応するエントリに偽を含む
論理値のベクトルまたは行列を返します.
このパラグラフでは,この関数が存在する理由を記述します.
ここで,浮動小数点数x
について考え,
この数が非数(Not A Number)かどうかを知りたいを仮定します.
条件(x==%nan)
は,
x
が%nan
の場合に
falseとなります.
これは,関数isnan
が有用な理由です:
この関数により,
その値を%nan
と実際に比較することなく
浮動小数点数がNaNであるかどうかを調べることができるようになります.
例
isnan([1 0.01 -%nan %inf-%inf])
以下の例では,%nan
が特に変わった
比較特性を有することを確認し,isnan
関数の結果と比較します.
%nan == %nan %nan <> %nan isnan(%nan)
以下の例では,NaNでない値y
を
配列 x
から展開します.
x = [1 2 %nan 3 %nan 4] k = find(~isnan(x)) y = x(k)
参照
- isinf — 無限大のエントリかどうかを調べる
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