Scilab 5.5.2
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conv
離散一次元畳み込み
呼び出し手順
C = conv(A,B [,shape])
パラメータ
- A
実数または複素数ベクトル.
- B
実数または複素数ベクトル.
- shape
オプション文字列で値は以下のどれか:
"full"
,conv
は完全な畳み込みを計算します. これがデフォルト値です."same"
,conv
はA
と同じ大きさの畳み込みの 中央部を計算します."valid"
,conv
はA
のゼロパディングなしの畳み込み部分を計算します.
- C
実数または複素数ベクトル.
説明
conv
は空間的な1次元畳み込み方程式の
一般的な実装を使用します.
C=conv(A,B [,shape])
はベクトル
A
および B
の一次元畳み込みを
計算します:
shape=="full"
を指定した場合、 結果C
の次元はsize(A,'*')+size(B,'*')+1
となります.B
の中心要素の添字はfloor((size(B,'*')+1)/2)
となります.shape=="same"
を指定した場合, 結果C
の次元はsize(A)
となります.B
の中心要素の添字はfloor((size(B,'*')+1)/2)
となります.shape=="valid"
を指定した場合, 結果C
の次元はand(size(A,'*')-size(B,'*'))>=0
の場合size(A,'*')-size(B,'*')+1)
, それ以外はC
が空となります.B
の中心要素の添字は1
となります.
大きな配列に対しては, convol の方がより効率的 となる可能性があることに注意してください.
例
A=1:10; B=[1 -1]; conv(A,B)
使用される関数
conv関数は組込み関数conv2に基づいています.
履歴
バージョン | 記述 |
5.4.0 | 関数convが導入されました. |
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