Please note that the recommended version of Scilab is 2026.0.0. This page might be outdated.
See the recommended documentation of this function
stdev
ベクトル/行列エントリの標準偏差 (行または列毎)
呼び出し手順
y = stdev(x) y = stdev(x, '*') y = stdev(x, 'r') y = stdev(x, 'c') y = stdev(x, orien, m)
引数
- x, y
実数のベクトル, 行列またはハイパー行列
- y
実数のベクトル, 行列またはハイパー行列
- orien
文字列スカラーまたは正の整数であり,
"*","r"(または1)または"c"(または2)を指定可能- m
実数のスカラー, ベクトルまたはハイパー行列, 先験平均
説明
stdev は "標本" 標準偏差を計算します.
この値は, Nを数列長としてN-1で正規化されます.
m が指定された場合, stdev は
mで定義された先験平均を用いて
(Nにより正規化された)平均二乗偏差を計算します.
xがベクトルまたは行列の場合, y=stdev(x) は
スカラーyにxの全エントリの
標準偏差を返します.
y=stdev(x,'r') (または, 等価的に,
y=stdev(x,1)) は行毎の標準偏差です.
これは,行ベクトルyの各エントリに
xの各列の標準偏差を返します.
y=stdev(x,'c') (または, 等価的に,
y=stdev(x,2)) は列毎の標準偏差です.
これは,行ベクトルyの各エントリに
xの各行の標準偏差を返します.
拡張表現として,正の整数nを指定してy=stdev(x,n)と
すると,n番目の次元に沿った
標準偏差を返します.
n>ndims(x)の場合,
stdev(x,n) は zeros(x)を返します.
![]() |
例
A = [1 2 10; 7 7.1 7.01]; stdev(A) stdev(A, 'r') stdev(A, 'c') stdev(A, 'c', mean(A,'c')) stdev(A, 'c', 1)
参照
履歴
| バージョン | 記述 |
| 5.5.0 | mにより定義された
先験平均を用いて平均二乗偏差を計算できるようになりました |
| Report an issue | ||
| << st_deviation | Descriptive Statistics | stdevf >> |
