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contour
3次元曲面に等高線を描画
呼び出し手順
contour(x,y,z,nz,[theta,alpha,leg,flag,ebox,zlev]) contour(x,y,z,nz,<opt_args>)
引数
- x,y
- 大きさ n1 および n2の実数行ベクトル. 
- z
- 大きさ (n1,n2)の実数行列, 関数の値または 曲面 - z=f(x,y)を定義するScilab関数.
- nz
- 等高線の値または等高線の数. - -
- nzが整数の場合, その値は等高線の数 を指定し,以下のように zmin から zmaxまで等間隔に設定されます:- z= zmin + (1:nz)*(zmax-zmin)/(nz+1) - zminおよび- zmaxの等高線は描画されません (一般にこれらは複数の点となってしまいます)が, 以下のように追加できることに注意してください.
- -
- nzがベクトルの場合,- nz(i)は i番目の等高線の値を指定します.- zminおよび- zmaxの 等高線を表示するには,以下のように イプシロン許容誤差を追加するのが便利です:- nz=[zmin+%eps,..,zmax-%eps].
 
- <opt_args>
- 一連の命令 - key1=value1, key2=value2, ... ただし, key は- theta,- alpha,- leg,- flag,- ebox,- zlev(以下参照). この場合, 順番には特別な意味はありません.
- theta, alpha
- 実数値で,観測点の球座標(単位:度). 
- leg
- 各軸の表題を定義する文字列, フィールドセパレータは @, 例: "X@Y@Z". 
- flag
- 実数ベクトルで, その要素は - flag=[mode,type,box].- mode
- 文字列で,モードを定義. - mode=0:
- 等高線は(x,y,z)で定義された曲面に描画されます. 
- mode=1:
- 等高線は3次元プロットおよび equation z=zlevで定義された平面に 描画されます. 
- mode=2:
- 等高線は2次元プロットに描画されます. 
 
- type
- 整数 (スケーリング). - type=0
- プロットはカレント (前の - param3d,- plot3d,- contourまたは- plot3d1のコールにより設定された) の3次元スケーリングを用いて行われます.
- type=1
- アスペクト比の最大値に基づき3次元ボックスが 自動的にスケールが調整されます.オプション引数 - eboxにより境界が指定されます.
- type=2
- アスペクト比の最大値に基づき3次元ボックスが 自動的にスケールが調整されます. 境界は指定したデータに基づき計算されます. 
- type=3
- type=1に似ており, オプションの- eboxで指定された ボックス付きの3次元の等しい軸となります.
- type=4
- type=2に似ており, データに基づく 3次元の等しい軸となります.
- type=5
- type=1に似ており, オプションの- eboxで指定された ボックス付きの3次元の拡大された等しい軸となります.
- type=6
- type=2に似ており, データに基づく 3次元の拡大された等しい軸となります.
 
- box
- 整数 (プロット周囲のフレーム). - box=0
- プロットの周囲には何も描画されません. 
- box=1
- 未実装 (box=0と同じ). 
- box=2
- 曲面の後ろの軸のみが描画されます. 
- box=3
- 曲面を囲うボックスが描画され, 表題が追加されます. 
- box=4
- 曲面を囲うボックスが描画され, 表題と軸が追加されます. 
 
 
- ebox
- flagの- typeが1の時に 使用されます. ベクトル- [xmin,xmax,ymin,ymax,zmin,zmax]としてプロットの境界を指定します.
- zlev
- 実数. 
説明
contour は,曲面 z=f(x,y) の等高線を描画します.
            等高線は, 3次元曲面上に描画されます.(zlevを除く)
            オプションの引数は関数plot3dと同じです.
            これらのオプションの意味は同じです.
            これらのオプションは3次元プロット上への等高線の描画を制御します.
            flag(1)=modeのみが特別な意味を有します.
- mode=0
- 等高線は (x,y,z) で定義された曲面上に描画されます. 
- mode=1
- 3次元プロット上および 式 z=zlevで定義されたプロット上にに等高線が描画されます. 
- mode=2
- 2次元プロット上に等高線が描画されます. 
等高線上に印字される浮動小数点数のフォーマットを
            xset("fpf",string)により変更することができます.
            ただし, string にはC言語の構文で
            (例えば string="%.3f")でフォーマットを指定します.
            デフォルトのフォーマットに戻すには string=""と
            してください.
            出力を抑制するには,string=" "を使用してください.
通常, 2次元プロット上に等高線を描画するためにcontour2d
            を使用します.
コマンド contour() を入力することでデモを参照できます.
例

例
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