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Scilab help >> Files : Input/Output functions > merror

merror

ファイルアクセスに関するエラーインジケータを調べる

呼び出し手順

err = merror([fd])

[err,msg] = merror([fd])

パラメータ

fd

スカラー. 関数 mopenにより返された fd パラメータ. -1 は直近にオープンされたファイルを意味します. デフォルト値は -1です.

err

スカラー. 指定したファイルに関する直近のファイルI/O処理のエラーステータス番号 errnum を返します.

指定したファイルで実行された直近のI/O処理が成功した場合, msg の値は空となり, merror は err の値として 0 を返します.

msg

文字列. エラー文字列メッセージを返します.

説明

関数 merror はファイルアクセスエラーインジケータ をテストするため使用されます. エラーが設定されている場合, ゼロでない要素を返します. エラーインジケータはmclearerr関数により リセットすることのみが可能です.

ゼロでない err は,直近のI/O処理で発生したエラーを指します. メッセージの値は,エラーの特性に関する情報を含む文字列です. このメッセージが役に立たない場合, 詳細については使用するオペレーティングシステム用の C言語のランタイムライブラリのマニュアルを参照してください.

fd = mopen(TMPDIR +'/filetxt.txt','wt');
[err,msg] = merror(fd)
if (err <> 0) then 
  mprintf('Problem\n');
end
mclose(fd);

参照

  • mclearerr — バイナリファイルアクセスエラーをリセット
  • mclose — オープンされているファイルを閉じる
  • mopen — ファイルをオープン
  • mput — 指定したバイナリ形式でバイトまたはワードを書き込む
  • mget — 指定したバイナリ形式で バイトまたはワードを読み込み, double に変換
  • mgetstr — 文字列を読み込む
  • mputstr — ファイルに文字列を書き込む
  • meof — ファイルの終端に達したかどうかを確認する
  • mseek — バイナリファイルの中でカレントの位置を設定する.
  • mtell — バイナリファイルの管理
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Last updated:
Tue Apr 02 17:37:33 CEST 2013