Scilab 5.4.1
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median
ベクトル/行列/配列の要素の中央値 (行単位の中央値, 列単位の中央値,...)
呼び出し手順
y=median(x) y=median(x,'r') y=median(x,'c') y=median(x,'m') y=median(x,dim)
パラメータ
- x
実数のベクトル, 行列または配列
- y
スカラー,ベクトル, 行列または配列
- dim
正の整数
説明
x
がベクトルまたは行列の場合, y=median(x)
は
x
の全要素の中央値をスカラーy
として返します.
y=median(x,'r')
(または等価的に,
y=median(x,1)
) は,行インデックス方向の中央値です.
列ベクトル y
の各要素に関してx
の
各列の中央値を返します.
y=median(x,'c')
(または等価的に,
y=median(x,2)
) は,列インデックス方向の中央値です.
行ベクトル y
の各要素に関してx
の
各行の中央値を返します.
y=median(x,'m')
はx
の
最初の1でない次元方向の中央値です(Matlabとの互換用).
y=median(x,dim)
は
x
の次元dim
方向の中央値です (Matlabとの互換用).
例
A=[1,2,10;7,7.1,7.01]; median(A) median(A,'r') median(A,'c') A=matrix([-9 3 -8 6 74 39 12 -6 -89 23 65 34],[2,3,2]); median(A,3) median(A,'m')
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