Scilab 5.3.1
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rand
乱数生成
呼び出し手順
rand(m1,m2,.. [,key]) rand(x [, key]) rand() rand(key) rand("seed" [,n]) rand("info")
パラメータ
- mi
整数
- key
"uniform"
,"normal"
を値とする文字列- x
行列. その次元のみが処理されます.
説明
乱数生成器.
key 引数を省略すると, 以下の構文はカレントの乱数生成器(デフォルトは "uniform")により 乱数行列を生成します.
- rand(m1,m2)
は, 次元が
m1
行m2
列の乱数行列です.- rand(m1,m2,..,mn)
は,次元が
m1
xm2
,.. xmn
の乱数行列です.- rand(a)
はaと同じ大きさの乱数行列です.
a
が複素数行列の場合,rand(a)
は複素数です.- rand() : 引数を指定しない場合, 値が変化するスカラー値となります
参照される度に.
key引数が指定された場合, その他の乱数分布を指定することができるように なります.
- rand('uniform')
カレントの乱数生成器が一様分布の乱数生成器に 設定されます.乱数は(0,1)の範囲の一様分布となります.
- rand('normal')
カレントの乱数生成器はガウス乱数生成器(平均0,分散1)に設定されます.
- str=rand('info')
デフォルトの乱数生成器の型('uniform' または 'normal')を返します.
乱数生成器のシードを(再)初期化することが可能です:
- rand('seed')
シードのカレントの値を返します.
- rand('seed',n)
シードを
n
に設定します. (デフォルトでは, 最初のコールでn=0
).
注意
代わりにより強力な関数 grand を使用してください.
例
x=rand(10,10,'uniform') rand('normal') rand('info') y=rand(x,'normal'); x=rand(2,2,2)
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