Scilab 5.3.1
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profile
Scilab関数の実行プロファイルを展開
呼び出し手順
c=profile(fun)
パラメータ
- fun
Scilab関数
- c
実行プロファイルを含むnx3 行列
説明
profile
を使用するには,
Scilab 関数はプロファイル用に設定されている必要があります
(exec参照).
このような関数の場合,実行時に
各行の実行回数および各行の実行に要したCPU時間がシステムにより
計測されます.
これらのデータは関数データ構造の内部に保存されます.
profile関数によりこれらのデータを展開し,
c
の最初の2列に返すことができます.
c
の第3列には
対応する行の1回の実行に要したインプリタの負荷の計測値が
出力されます.
c
の I行目は,
関数の I行目(先頭行を含む)に対応します.
プロセッサクロックの精度(通常はマイクロ秒)により, いくつかの実行された行のCPU時間が, 実際には実行に要したCPU時間の合計が大きい場合でも 0 と表示される可能性があることに 注意してください.
例
//関数を定義し,プロファイル用に設定 deff('x=foo(n)',['if n==0 then' ' x=[]' 'else' ' x=0' ' for k=1:n' ' s=svd(rand(n+10,n+10))' ' x=x+s(1)' ' end' 'end'],'p') //関数をコール foo(10) //実行プロファイルを取得 profile(foo) //関数をコール foo(20) profile(foo) //実行プロファイルは蓄積されます
参照
- exec — スクリプトファイルを実行する
- deff — 関数のオンライン定義
- plotprofile — Scilab関数のプロファイルを展開,表示する
- showprofile — Scilab関数の実行プロファイルを展開し,表示する
<< plotprofile | profiling | remove_profiling >> |