spcompack
圧縮隣接表現に変換する
引数
- xadj
長さ (n+1)の整数ベクトル.
- xlindx
長さ n+1の整数ベクトル(ポインタ).
- lindx
整数ベクトル
- adjncy
整数ベクトル
説明
ユーティリティ関数spcompakは圧縮隣接形式を 標準隣接形式に変換する際に使用されます.
例
// A is the sparse matrix: A=[1,0,0,0,0,0,0; 0,1,0,0,0,0,0; 0,0,1,0,0,0,0; 0,0,1,1,0,0,0; 0,0,1,1,1,0,0; 0,0,1,1,0,1,0; 0,0,1,1,0,1,1]; A=sparse(A); //この行列の場合,標準隣接形式は以下のように定義されます: xadj=[1,2,3,8,12,13,15,16]; adjncy=[1, 2, 3,4,5,6,7, 4,5,6,7, 5, 6,7, 7]; //(sp2adj参照). // ベクトル xadjの増分は,各列の非ゼロ要素の数を指定します. // すなわち,列1には 2-1=1個のエントリが存在 // 列2には 3-2=1個のエントリが存在 // 列3には 8-3=5個のエントリが存在 // 列3には 12-8=4個のエントリが存在 // など // これらのエントリの行インデックスは隣接ベクトルにより例えば // 以下のように指定でます // adjncy (3:7)=adjncy(xadj(3):xadj(4)-1)=[3,4,5,6,7] // これは, 列3の5=xadj(4)-xadj(3)個のエントリのインデックスを // 3,4,5,6,7 としたことを意味します. // 圧縮表現では,隣接する重複するシーケンスは消去されます. // ここで,隣接表現では並び 4,5,6,7および7が消去されます. // 標準構造(xadj,adjncy)は圧縮形式(lindx,xlindx)を受け付けます lindx=[1, 2, 3,4,5,6,7, 5, 6,7]; xlindx=[1,2,3,8,9,11]; //(Aの列 4 および 7は消去されます). //Aは(xadj,xlindx,lindx)により再構築できます. [xadj,adjncy,anz]= sp2adj(A); adjncy-spcompack(xadj,xlindx,lindx)
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