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2023.1.0 - 日本語


samplef

母集団からの置換を有する標本化および その値の頻度.

呼び出し手順

s = samplef(n,X,f,orient)

パラメータ

n

正の整数 (標本の大きさ)

X

行列. 標本はこの行列から展開されます

f

Xと同じ大きさの正の整数. Xの対応する値の頻度を示します.

orient

オプションのパラメータ. 利用可能な値は 1, 2, 'r' または 'c'です

s

標本を含むベクトルまたは行列

説明

この関数は, 長さnのベクトルsを出力します. その出力には, ベクトル(または行列)Xから置換を指定して抽出された n個の標本が含まれます. その各要素は,ベクトルfの対応する値により指定された頻度から 計算されます.

s=samplef(n,X,f) (または s=samplef(n,X,f,'*')) は, その値がXから抽出されたn個の標本となる ベクトル s を返します. 各値は,fの対応する値に比例した標本化確率を有します. fはXと同じ大きさを有します.

s=samplef(n,X,f,'r') (または等価な, s=samplef(n,X,f,1)) は,size(X,'r')xnの行列を返します. その出力には, Xから抽出されたn行のランダム標本が含まれます. その各行は,Xの行から置換付きで展開された fの対応する値に比例した標本化確率を有します. fの長さは,Xの行の数に等しい必要があります.

s=samplef(n,X,f,'c') (または等価な, s=samplef(n,X,f,2)) は,nxsize(X,'c')の行列を返します. その出力には, Xから抽出されたn列のランダム標本が含まれます. その各列は,Xの列から置換付きで展開された fの対応する値に比例した標本化確率を有します. fの長さは,Xの列の数に等しい必要があります.

a=[3 7 9;22 4 2]
f1=[10 1 1 1 1 1]
f2=[1 ; 15]
f3=[10 1 1]
s=samplef(15,a,f1)
s=samplef(15,a,f2,'r')
s=samplef(15,a,f3,'c')

参照

  • sample — 置換を有する標本化
  • samwr — 置換を行わない標本化
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Last updated:
Mon May 22 12:43:09 CEST 2023