nancumsum
行列の値の累積合計
呼び出し手順
s = nancumsum(x,orient)
パラメータ
- x
x は数値ベクトルまたは行列です.
- orient
オプションのパラメータで, 指定可能な値は '*', 1, 2, 'r' または 'c'.
- s
数値スカラーまたはベクトル. NaNを無視したxの値の累積合計を含みます.
説明
この関数はスカラーまたはベクトルsに ベクトルまたは行列(実数または複素数)xの (NaNを無視した)値の累積合計を返します.
この関数は,あるベクトルまたは行列xについて, s=nancumsum(x) (または等価な s=nancumsum(x,'*')) は, スカラー sに xの列方向に取得した全てのエントリの (NaNを無視した)累積合計を返します.
s=nancumsum(x,'r') (または等価な s=nancumsum(x,1)) は,大きさ cols(x) のベクトルsに x の行の(NaNを無視した)累積合計を返します: s(:,i)=nancumsum(x(:,i))
s=nancumsum(x,'c') (または等価な s=nancumsum(x,2)) は,大きさ rows(x) のベクトルsに xの列の(NaNを無視した)累積合計を返します: s(i,:)=nancumsum(x(i,:))
最後の2つのケースにおいて, ある行または列が全てNaNから構成される場合, sの対応する位置はNaNとなります.
例
a=[1 2 3;4 5 6] s=nancumsum(a) s=nancumsum(a,'r') s=nancumsum(a,'c')
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